SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

惑星探査機はやぶさ、地球引力圏へ

ちょっと古いネタですが、2003年5月9日に打ち上げられてイトカワの調査から帰還している小惑星探査機「はやぶさ」が、なんとか地球引力圏内に到達したんだそうな。
はやぶさには大変興味深い話があって、以下の日記で取り上げていますが、度重なるトラブルを器用にくぐり抜け、惑星イトカワから採取したサンプル載せて地球に向かっています。イオンエンジンで惑星へ着陸してサンプルを持ち帰るのは世界初の試み。

■探査機はやぶさにおける、日本技術者の変態力 - SATOXのシテオク日記

はやぶさとの通信は256bpsの通信速度を確保しているんだそうで、30秒に1回程度の頻度ではやぶさの情報をチェックできるんだそうな。
256bpsは32バイト/秒なので、はやぶさの情報は960バイトで表現できるということになります。多分、実際には切りの良いサイズで1024バイトかなぁ。

数々の困難を乗り越えながら地球を目指して宇宙航行を続けている小惑星探査機「はやぶさ」について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、地球の引力圏の内側(約140万km)を通過する軌道に到達したことを明らかにした。

はやぶさの機体は大気圏で燃え尽きてしまうかと思いますが、はやぶさが残すイトカワのサンプルが入ったカプセルが採取できれば、このプロジェクトは成功です。
最初の予定ではオーストラリアの砂漠に落ちる予定ですが、事故など起きずに最後までうまくいって欲しいと切に願います。