JAXA、はやぶさ２計画を文部科学省へ報告

はやぶさ２計画について、JAXA(宇宙航空研究開発機構)が文部科学省の宇宙開発委員会に報告したんだそうな。
幾度のトラブルに見舞われて地球にたどり着いたことにより、少々脚色も加わってちょっとしたブームになってましたよね。ＳＡＴＯＸは宇宙開発関係が好きなので、M-Vで打ち上げられた頃よりはやぶさは知ってたわけですよ。
はやぶさ２などの宇宙開発事業については民主党主導の事業仕分けにより、大幅なコスト削減が取りざたされており、暗雲がたちこめています。ちなみに、はやぶさ２は2014年に打ち上げが予定されており、イトカワ以外の小惑星をターゲットとし、表面試料の採取やクレーターを作って地面の中の試料を採取する計画なんだそうです。

宇宙航空研究開発機構は１４日、小惑星探査機「はやぶさ」の後継機となる「はやぶさ２」で、「人工クレーター」をつくる計画を明らかにした。クレーターの底から小惑星の内部の試料を採取する。文部科学省の宇宙開発委員会に報告した。

はやぶさ２がターゲットとする小惑星には2015年までに打ち上げないと惑星軌道の問題でたどり着けなくなるんだそうで。予算が得られるかどうかが明暗の分かれ目です。
日本の誇る宇宙開発事業として、是非ある程度の血税を注ぎ込んででも活用して欲しいと個人的には思います。