MSとノキアが提携
Symbianを買収したノキアとマイクロソフトが提携し、マイクロソフトはSymbian版のOffice製品を開発し提供するんだそうな。
Symbianは日本の携帯電話の多くに搭載されているもののシェアを大きく下げており、巻き返しを図りたいんでしょう。世界的に見れば8割以上のシェアを誇っていたノキア端末も現在では4割程度に減少しています。
ターゲットは違うもののマイクロソフトはWindows Mobileを流行らせたいわけで、今回の提携は起死回生を計りたいノキアの強い意識の現れなんじゃないかと思います。
米MicrosoftとフィンランドNokiaは2009年8月12日(現地時間),両社の提携を発表した。モバイル版Microsoft Officeなどを,NokiaのSymbian携帯電話で利用可能にする。
まだまだトレンドはSymbian、BREW/KCP+ですが、スマートフォンの分野ではWindows MobileやAndroidがその狭間に漂っている感じ。
Android端末のノウハウが浸透してくると、スマートフォンレベルだけではなく、一般携帯端末などにも一気に広がっていきそうな気がします。そのときはきっと独自アプリはある程度規制された方がキャリアとメーカはやりやすいと思うでしょうね。
というわけで、SymbianやBREWは一般端末向けに。スマートフォンはAndroid、iPhone、Windows Mobileという感じで生き残っていくのではないでしょうか。