SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

「せんとくん」、名前もイマイチ

「キモきもちわるい」(否キモかわいい)で大変有名になって大活躍の平城遷都1300年祭のキャラクターですけども、名前が「せんとくん」に決まったんだそうな。
しかしながら、神戸市兵庫区の平野地区で、毎年開かれる「福原遷都まつり」のキャラクターも「セントくん」。名前も既に使われていてイマイチだと言うことが判明したんだそうな。
う〜ん。転んでもただでは起き上がれないと言ったところですかね。

デザインなどをめぐって不評の声も噴出した「平城遷都1300年祭」のマスコットキャラクターについて、奈良県などでつくる事業協会は15日、愛称を「せんとくん」に決定したと発表した。

このせんとくんが気持ち悪いのは、違和感のある角のせいもありますが、妙に描き込まれている手足、それから等身です。恐らくデフォルメキャラクターをあまり描いたことのないデザイナーさんが描いたんだと思いますけども、妙にリアルさが混じっているのがいけない。
………と調べてみたら、デザイナーさんは籔内佐斗司という方のようですね。彫刻のプロフェッショナルな方でかなり腕のある方のようです。どうしてイラストなんて描いてしまったのかは分かりませんが、もしかしたら依頼した側に問題があるのではないかと思います。
芸術なんて呼ばれるものは人の主観や価値観によるものに大きく左右されるので、必ずしも絶対的な評価は出来ないものですが、少なくとも多くの人が良いイメージを抱いていないのは事実。そういったものを応援するのも気がとがめるわけで、やっぱり何か間違っていますよね。