SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ダメなレビュー記事

HDオプティマイザーという720pにアップスキャンする機械のレポート記事なのですが、WiiPS2の入力を「S端子の入力がないからコンポジットで」と言ってやってるんですね……。
WiiPS2コンポーネント出力できるし、HDオプティマイザーもコンポーネント入力できるというのに………なんてもったいない。コンポジットよりも、Cb/Cr分離したコンポーネントの方がS端子接続よりもずっとキレイなのになぁ。

大画面テレビの登場と同時に、地上デジタル放送や次世代DVDなど画面に映すソースもハイビジョン化が進んでいる。高精細なテレビの実力を出し切るには、ソースとなる映像も高精細である方がよい。

検証と言うには残念ながら物足りない記事です。
また、映像のフレーム補完について語られていますが、このような画像処理はビデオRAMを介して行われるので数フレームの遅延が起こるのは必至。特に応答速度に敏感なゲーム映像では、この機能は一般的に使いませんよね。

しかし、よくよく見ると遠景にある木々の輪郭線からカクカクしたようなドット感が消えて滑らかに表示されている。

……オリジナルの映像はドットが見えてるはずなので、これってボケてるってことでは!? 480p/480iの映像を720pにして、モニタ側も性能は分かりませんけど、テレビのスケーリングも入りますよね……。
まぁこの記事をダメと決めつけるのもよくないですけども、ちょっと配慮が足りない記事だなぁと感じました。