松下、ビクターへ出資
「松下がビクターを捨てた」というネタを書いたことがありましたが、売却の予定は先送りにされていました。
んで、この発表では20%程度の株式を保有することにし、ビクターへ出資を継続することに決まったんだそうな。もちろん、松下の連結決済からビクターは除外されるようですけども……。
ビクターとの提携で松下はビクターを合併させず、ライバル企業として扱ってきたわけです。ビクターはビクターとして松下をおびやかすような企業になって欲しいものです。それが松下先代の社長の意志ですからね。
ビクター売却を巡っては、松下が3月に二つの米投資ファンドを対象に入札を実施。買収金額などで好条件を示したTPGを交渉先に選んだ。当初はビクター株52.4%すべてを売却する方向だったが、TPGは「ビクター再生には松下の支援が不可欠」(関係者)と判断。松下側に、売却後も一定の出資に応じるなどの協力を求めていた。
ビクターをケンウッドが買い取るという話も上がりましたが、それはなくなったんでしょうかね。