ソフトバンク新料金形態発表
全くやる気がないとソフトバンクですが、同社ソフトバンク宛のメールと通話を無料にするサービスを発表したそうな。
おっ、やっとやる気を出したかー!ソフトバンクっ!
………って喜びましたよ!一瞬だけ(笑)。
そのサービスすの基本料金は1月15日までに加入すればずっと2,880円なんだそうで、通常は9,600円なんだって。
一見すごそうに思えるけど、通話はソフトバンク間だったとしても通話が混み合う夜間は有料になり、いわゆるEメールも有料。そして、他キャリア宛の通話は最も高い料金になるそうな。(ちなみに、9時以降の混み合う時間は月200分が無料で、超過分は30秒につき21円掛かるんだって。)
……SATOX的評価としてはやっぱりダメ。がっかりです。一見お得そうに見せようとしている感じが否めず、本当に利用者の事を考えているのかが甚だ疑問。ナンバーポータビリティにむけて、ただただ利用者を増やしたい……というかソフトバンクから他キャリアに行こうとする人を阻止しようという感じですかね。
ボーダフォン日本法人を買収して携帯電話事業に参入したソフトバンクは23日、ソフトバンクモバイルの加入者間の通話やショートメールの料金を無料にする、新たな定額料金制度を26日に導入すると発表した。また、ライバルのNTTドコモ、KDDI(au)が提供する料金制度と同内容のサービスなら両社の料金より210円(税込み)安くする。他2社が新たな値下げをした場合は、24時間以内に対抗値下げする。
ソフトバンクの孫正義社長は23日、都内のホテルで会見し、ソフトバンクモバイルの携帯電話ユーザー同士の音声通話と256文字までのショートメールが無料になる新料金プラン「予想外割」を26日に始めると発表した。
また、ドコモ、auを名指しした料金プランを発表。「ドコモより210円安いプラン」、「auより210円安いプラン」の2プランなんだって。「3キャリアのうちもっともやすいプラン」に出来なかったのが、なんというかセコイなぁ。
ソフトバンクがやるからにはもっと何かセンセーショナルなサービスをずっと期待していたのに……残念です。
以下の記事はナンバーポータビリティ利用希望に関するもの。
調査の結果、携帯電話の変更以降は1割、変更意向なしは66%、「まだわからない」の回答が23%となった。変更時期については、すでに番号ポータビリティ制の仮予約を行なっている人はわずか0.5%に留まり、年内の変更意向者は1.7%、半年以内が0.9%、1年以内が0.8%と続いた。ただし、変更時期が未定の変更意向者は10.9%となっている。
ちなみに、以下が現時点で「他キャリアに移行したい人」の割合だそうな。
ソフトバンクモバイル | 21.5% |
NTTドコモ | 9.7% |
au | 7.1% |
まだわからない | 22.8% |
以下は「現在キャリアに満足している人」の割合。
au | 72.8% |
NTTドコモ | 47.4% |
ソフトバンクモバイル | 38.9% |
auの7割満足はよもや異常ですね。ドコモとソフトバンクは10%程しか違っていないんだ。
また、「利用したいキャリア」はauがトップ。「auから変更したいキャリア」はドコモがトップなんだって。
今回のソフトバンク新料金発表でボーダフォン・ソフトバンクから逃げていくユーザに歯止めは掛けられるのでしょうか??