携帯年間純増数、ドコモが3位に転落
携帯電話の契約数はドコモ、au、ソフトバンクの三つ巴といった感じですが、ドコモが年間の純増数で初めて3位に転落したんだそうな。
今、勢いがあるのはソフトバンク。J-Phone、ボーダフォンと言われていた時代から比べると戦略が成功し、巻き返しに成功したといえるかと思います。孫、やるなぁ。
電気通信事業者協会(TCA)は1月10日、2007年1月から12月までの携帯電話・PHS契約数の推移を発表した。携帯電話の契約数は1年で560万400の純増を記録。純増数はKDDI、ソフトバンクモバイル、ドコモの順となり、ドコモは初めて3位に転落した。
以下、2007年のキャリア純増数一覧。
2007年1月〜12月各キャリア純増数
携帯キャリア | 年間総計 |
---|---|
NTTドコモ | 94万9300 |
KDDI | 232万9400 |
ソフトバンク | 211万5800 |
イー・モバイル | 20万5900 |
2007年末にはソフトバンクの純増数はかなりの物。このまま行くとauを抜いてソフトバンクが1位になりそうです。設備や諸問題でソフトバンクが一番評判が悪いのですが、価格にはやっぱり敏感なんですね……。別に使っていないから言うわけではないのですが、いろんな面でズルさが垣間見えるソフトバンクのやり方ははあまり好きじゃないなぁ。
以下、契約者数の経緯を記事から抜粋。こういう情報を観たり集めたりするのが好きなマニアックなSATOX(笑)。
各キャリアの契約者数推移(各年の12月末の契約者数)
年 | ドコモ | au(KDDI) | ソフトバンク |
---|---|---|---|
1996 | 914万4000 | 489万9000 | 237万9000 |
1997 | 1618万9000 | 645万2000 | 386万1000 |
1998 | 2232万8000 | 825万6000 | 561万5000 |
1999 | 2763万6000 | 989万6000 | 766万3000 |
2000 | 3439万8400 | 1048万0100 | 946万8200 |
2001 | 3984万8900 | 1190万8100 | 1161万7100 |
2002 | 4313万4200 | 1346万7900 | 1332万2800 |
2003 | 4573万4900 | 1597万7300 | 1477万4000 |
2004 | 4791万4200 | 1875万9000 | 1521万1000 |
2005 | 5036万5700 | 2157万0500 | 1511万6700 |
2006 | 5221万3800 | 2579万8100 | 1549万6500 |
2007 | 5315万0500 | 2919万5600 | 1761万3500 |
やはり、ソフトバンクになってからの増加量は凄いですね。また、ドコモの鈍化も見て取れます。
気になるのはiPhoneのリリースですが、やはりドコモから出るのだろうか……。まぁ契約者数ではダントツですからねぇ。