アップル、敗北
クリエイティブの特許(いわゆるZen特許)をアップルが侵害しているという訴訟問題で、アップルの敗北が決まったそうな。アップルはクリエイティブに１億ドル支払うことで和解するとのこと。
１億ドルってーと、少なく見積もって110億円。クリエイティブにとってはサブマリン特許的な仕掛けが見事に働いた、といった感じでしょうか。
アップルはクリエイティブの特許をiPodで生かせるほか、クリエイティブはiPodの周辺機器の提供に乗り出すとのこと。
おいしいことずくめじゃないですか。
クリエイティブが取得した特許はユーザインターフェースで、「アーティストを選択、そのアーティストのアルバムを選択、アルバムの中の曲を選択する。」という非常に当たり前の階層的操作なんだな、これが。
ニューヨーク（ウォール・ストリート・ジャーナル）米アップルコンピュータは、同社がデジタル音楽プレーヤーの技術に関する特許を侵害したとシンガポールのクリエーティブ・テクノロジーに訴えられていた問題で、１億ドルの和解金を支払うことで合意した。両社が23日発表した。
CreativeはiPod周辺機器として、スピーカー、イヤフォン、ヘッドフォン、X-Fiオーディオシステムなどを投入すると述べている。
