アップルとHTCが特許訴訟問題で和解

アップルとHTCがそれぞれ訴訟を特許について訴訟を起こしていた問題について長い個kと続いていましたが、両者が和解。今後10年間に渡ってクロスライセンスを行うと発表したんだそうな。
和解の条件については発表されていませんが、いち一般ユーザとしては有用な技術が使われたデバイスを選択できるようになることは良い事だと思います。

HTC と アップルが、両社で争っていた特許訴訟について和解に達したことを発表しました。内容には各国および各機関で争われてきた特許訴訟すべての終了と、両社が現在保有する、および今後取得する特許について、今後10年間のライセンス契約を結ぶことが含まれます。和解の条件は非公開。

ちなみに、特許訴訟を起こしたのはアップル側が先。
Androidが流行始めた頃、アップルはGoogleではなく、勝てると見込んだ特許数の少ないHTCを標的にして攻撃を仕掛けたわけです。
それに対してGoogleが加勢する形で９件の特許をHTCへ譲渡。これらの重要な特許が和解に至った理由といっても良いのかもしれませんが、実のところあの人が居なくなったからなのかもしれません。
余談ですが、イギリスで、アップルとサムスンの相互訴訟問題でアップルが敗訴。アップルのホームページに「サムスンはアップルの特許を侵害していない」という旨の表記を行うこと、というようなアップルにとっては屈辱的な命令がありました。
しかしアップルはスクリプトなどを使ってその文章見えにくくするなどのちょっとせこい手を使って表示を隠していたんです。(その後スクリプトは削除)
ちなみに以前は「サムスンの電子製品はアップルと間違えるほどカッコ良くない」と表示して裁判所から怒られていたばかりです。
アップルと特許問題というと昔からホントいろいろありますねぇ。
少し前に話題になったiPad向けiOSアプリの時計アプリでスイス鉄道の有名なデザイン(モンディーン)をパクっていたという事もありましたが、後に多額のライセンス料をスイス鉄道に支払ったそうです。