SCEの正式なライセンスタイトルとしてアダルトUMDビデオの製品が出るそうな。
これまで、いわゆるゲーム機にえろ〜すはタブーとされてきたので、思い切った展開といえる。SCEとソニーはUMDを、音楽業界でカセットテープからMDに業界を移り変えたように、UMDを映像コンテンツの１つの柱としたいのだろう。
日本のアダルトDVDメーカー2社が、自社の人気作品をソニーの『UMD』(ユニバーサル・メディア・ディスク)規格で来月からリリースする計画を発表したのだ。UMDは、今のところPSPのみに採用されている。しかもこのアダルトビデオは、正規品かどうか疑わしい怪しげな品ではまったくない。来月発売される8タイトルはソニーの正規ライセンスを受けており、パッケージにはPSPのロゴもつく予定だ。
家電ではフルHD化と大容量次世代DVDの模索が画策されているが、「PSP」という決まった画面解像度でMPEG-4 AVC(H.264)の低ビットレートと1.8GB容量のUMD。これはこれで、シアター向けの家電とは全く別の世界であると言えるかもしれない。
どうでもいいことだが、ＳＡＴＯＸはPSPで動画を見ること自体に若干懐疑的。持ち歩けるのはいいけど、迫力の欠けるちっこい画面、わざわざ携帯までしてどこに持って行ってみるんだか。コンテンツ自体が見合った安さなら大画面とのバーターでかまわないが、決して安くはない。
PSPでえっちなUMDビデオを見ている様子を想像すると……あはははは。応援したくなるね(笑)。
