ヤマハの携帯向け新音源チップ

多くの携帯電話に搭載されているヤマハのMA-5。これに次ぐ音源チップの出荷を開始したそうだ。今回の機能追加の目玉は128音同時再生と3Dデコーダだそうな。地味ですね(笑)。この時期にMP3やAACのデコード機能が盛り込めなかったのは機会損失で、戦略的ニーズに添えなかった形になるのではなかろうか。それとも、CPUのマルチメディア命令を使った方が省電力化に力を貸すのかなぁ。

ヤマハは携帯電話向け音源チップ「AudioEngine」を5月からサンプル出荷開始した。開発コードは「MA-7」。国内で大きなシェアを持つ音源チップ「MA-5」の後継となる。AudioEngineというブランド名を付けるのは、今回が初。

ここら辺に詳しい方にお話を聞いたところ、ヤマハの音源チップの中は特許の固まりだそうです。FM音源然り、MIDIシンセサイザー然りです。だから、他のメーカーが簡単に参入できないんですね〜。