SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

犬は泣いている人間を慰める

イギリスの大学の教授らが18頭の犬に対して「泣いているとき」「鼻歌を歌っているとき」「会話をしているとき」に対してどんな反応をするか調べたところ、「泣いているとき」が最も反応を示したんだそうな。
そのとき、面識のない人間に対して、寄り添ったり舐めたりして人間を慰めたとのことです。
まぁ本当のところは分かりようもありませんが、人間が泣いているのを見て何とかしたいと思ってやっている行動なんだとは思います。
でも、穿った見方をするとすれば、もしかしたら飼い主に褒められると思ってやっている行動かもしれません。
……というのも、よく人間の赤ちゃんをあやしたりするする犬が動画でアップされていたりしますが、そのとき飼い主はカメラを向けて注目している上に喜んでると思うんですよね。
犬は個体の上下関係を重んじて格上だと思うと忠誠を誓う動物。野生では格上に食べ物を運んできたりもするそうです。
つまり、飼い犬は格上の飼い主の喜ぶことに対して敏感になっており、褒められるような行動を率先して行うようになった結果、行っている行動なのでは?と思ったりもするわけです。

見返りを求めずに相手を想い、愛することを意味する “無償の愛” 。親子や恋人間の愛情だけでなく、見ず知らずの誰かへのボランティア精神などを指すこともあるようだが、完璧なまでに見返りを求めないことは人間にとってなかなか難しいことではないだろうか。

いやまぁ、たぶん理解は出来ているとは思いますが、泣くことのない犬にとって人間が泣いている意味や感情を理解することが本当に出来てるのかなぁと、ちょっとだけ思ってしまうのでした。