SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

新型新幹線N700A投入

JR東海が新型新幹線車両N700Aを登場させるんだそうな。
「A」はAdvanceのAなんだそうですが、「スマート新幹線」と呼ぶんだって。
N700AはN700に新しい3つの機能を追加しており、より安全性などが増すんだそうな。
その新機能は以下の通り。

  • (1) 定速走行装置
  • (2) 新型ブレーキ
  • (3) 台車異常検知システム

定速走行装置はこれまで運転士が勾配などを予測して速度を調整していた操作を自動で行うというもの。上り坂直前ではそれを感知して速度を自動で上げてくれるといった感じです。
新型ブレーキは高価としてはこれまでのブレーキと比べ制動距離が2割ほど減るそうで、ブレーキディスクのボルト位置を変更することで均一にプレッシャーを掛け、ブレーキの能力が高まったんだそうです。
台車異常検知システムはいくつかの振動検知センサーを付け、以上をいち早く検知できるとのこと。これまでは温度センサーのみで、振動により温度が上がった事で異常を判断していました。また、地震なども検知できるんだって。

東海旅客鉄道JR東海)が東海道新幹線の新型車両「N700A」を投入する準備を進めている。来月に車両を受け入れて実地試験に入り、2013年2月の営業運転に備える。勾配など前方の線路の条件を予測。各区間ごとの制限速度にぴったりあわせて自動走行する装置を新幹線で初めて備え、賢く走る「スマート新幹線」だ。最高速度は変わらないが、異常検知システムなども加えて信頼性を一層高めた。

また、N700全80輌もN700Aの機能を追加するべく改造していくそうですが、費用は230億掛かるそうです。
安全そっちのけの中華新幹線には絶対に乗りたくないですが、これまで大きな過失事故のない新幹線。さらに安全になるのはすばらしい事ですね。