SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

国産戦闘機「心神」の試験組立開始

日本の次世代戦闘機計画F-Xの選定がなかなか進まない中、国産の戦闘機の試験組立が開始されたんだそうです。
その戦闘機は先進技術実証機(Advanced Technological Demonstrator-X=ATD-X)と呼ばれており、愚痴的な名称はそれほど公になっていないようですが、「心神」と呼ばれています。
なんだか第二次世界大戦的なイメージを彷彿させますよね、この名前……。
旧型の戦闘機がいろいろ問題を起こしていますので、中国の脅威と防衛能力低下の問題も含め刷新することが急務となっているわけですね。

次世代の国産戦闘機の開発プロジェクトで、試験機の組み立てが28日、三菱重工業の飛島工場(愛知県飛島村)で始まった。三菱重工が胴体の製造や全体の組み立て、IHIがエンジン、富士重工業が翼、川崎重工業が操縦席まわりの製造を担当する。

主にステルス性能や高性能のセンサー、アビオニクスを取り入れた次世代戦闘機で、形状は2つのエンジンを搭載したF-15に似ています。
三菱重工がメインとなって胴体や全体の組み立てを行い、IHI=旧・石川島播磨重工がエンジン、富士重工業が翼の部分、川崎重工業が操縦席まわりの製造を担当するんだそうで、順調にいくと2014年には初飛行する予定なんだって。
予算やF-Xの都合もありますし、生産・配備までたどり着くかは分かりませんが、アメリカさんやユーロ圏の顔色を伺わずに生産できるのであれば、いろんな意味で効率的なのかもしれません。
ただ、気になるのがお値段と性能。詳しくは分かりませんが、戦闘機の性能はシミュレータで勝率なども分かるんだそうで、いろんな最新戦闘機と戦わせて勝てるのかはちょっと気になります。