JAXA、8月にイプシロンロケット打ち上げ
文部科学省が新型の固体燃料ロケット「イプシロン」1号機が8月22日に打ち上げると発表したんだそうな。
イプシロンはM-V(ミュー・ファイブ)ロケットの後継機で、H-IIAの1/5の打ち上げ能力しかないものの、コストパフォーマンスで優位なんだそうです。開発はJAXAとIHIエアロスペース。IHIというと石川島播磨重工を思い浮かべますが、日産自動車の会社です。
ちなみに、M-Vの打ち上げ能力1.8tに対してイプシロンは1.2t。M-Vと比べてもコンパクトで軽量です。
このブログのネタとしてよく書くお話ですが、やはり宇宙開発で日本がリードするには打ち上げに失敗しない安定性と技術力、そしてコストですよね。
アメリカ・スペースX社のファルコンやオービタルサイエンス社のアンタレスやSLS、ロシアのプロトンM、EUのアリアンなどがあり、インドや中国とも商用ロケットとしては戦う必要が出てきそうです。
文部科学省は21日、新型の固体燃料ロケット「イプシロン」1号機が8月22日に打ち上げられることになったと発表した。
イプシロンは2006年に引退したM5ロケットの後継機で、打ち上げ能力当たりの効率を大幅に改善した。商業衛星打ち上げの市場をめぐっては国際的な受注競争で優位に立とうと、各国で新型ロケットの開発費削減を目指す動きが活発化している。
ミサイルというとアレですが、韓国や北朝鮮は日本のロケット技術と比べたら100年以上先を行っていると言えるかと思います。
韓国で3度目の正直でロケットを打ち上げましたが、ほとんど海外の技術を利用したものでした……。北朝鮮の方がロケット技術では進んでいますね。