SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

はやぶさが持ち帰った微粒子800個以上

小惑星探査機「はやぶさ」の帰還ショーで世界中の人が感動してからずいぶん経ちますが、はやぶさ小惑星イトカワから持ち帰った美醜氏が800個になったと発表したんだそうな。
岩石質の微粒子であるものの、イトカワの物質かどうかはこれからの調査で明らかになるとのことです。
微粒子の大きさはたいへん小さく、多くが0.01ミリ以下なんだそうで、さらに分別していくとさらに増えていくんだそうです。
恐らく大丈夫だとは思いますが、最悪は何らかの原因で着地地点のオーストラリアの砂埃である可能性があるわけで、念のためオーストラリアの地質も調査して比較できるようになっているんだそうです。

小惑星探査機「はやぶさ」が地球に持ち帰ったカプセルの開封作業を進めている宇宙航空研究開発機構は25日、同日までに見つかった岩石質の微粒子が約800個になったと発表した。今後の詳細な分析で、小惑星イトカワ」の物質かどうか調べる予定。

はやぶさのひとまず「帰還成功」を受けてはやぶさ2の計画が進行中です。
順調に開発が進めば2014年には打ち上げられるんだそうな。惑星については未定なんだそうですが、1999 JU3(162173)という天体が目標とされるようです。
また、アンテナについては「あかつき」と同様のアレイ型のアンテナを装備、μ10と呼ばれるイオン推進エンジンは8.5mNから10mNに改良されたパワーアップ版のエンジンを採用するとのこと。
今度もまた長い旅になりそうですが、寄り道をしなければ2020年にも帰還する予定だそうです。ずいぶんと先のような話ですが、なんだか夢があって良いですよね。