SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

VAIO type PにWindows 7をインストールしてみた

あまりにもあっさり行きすぎて、あまり面白いネタはないのですが、もし躊躇されている方がいるのであればお勧めしたいのでご紹介。
VAIO type Pの強烈な印象で、すぐさま「ポチッとな」してしまったのはいいものの、あまりにももっさりさんで実のところほとんど使っていませんでした。
VAIO type Pのスペックは以下の通り。ソニースタイルで購入した物なんです。

OS Windows Vista Business 32bit
CPU Intel Atom Z540 1.83GHz
Memory 2GB
Storage 128GB SSD


もちろん、Windows Vistaがもっさりさんだということは知っていて、Windows XPにダウングレードすれば快適という事も知ってたのですが、どうせWindows 7が出るならそっちの方が良いな〜と考え、待ちに転じていました。
Windows 7 Professionalのインストール
Windows 7 Professionalの数量限定優待アップグレードパッケージを購入。
そして、「Windows Vista Business→Windows 7 Professional」という上書きインストール可能なパターンであったため、実はすごく簡単に終わりました。
Windows Vista Businessを起動し、外付けDVDドライブ(USB)を接続。パッケージには32bitと64bitと2枚のDVDが入っているのですが、32bit版をチョイス。どうせメモリは2GB以上増やせないしね。
んで、インストールするにはDVD上のsetup.exeを実行し、いくつか選択するだけ。しばらく時間は掛かりましたが、気がついたらWindwos 7のログイン画面になっていました(笑)。
恐らくクリーンインストールでもほぼ同様じゃないかと思います。
■生まれ変わったVAIO type P
VAIO type Pはやればできる子だった。

世間でVistaをダメ扱いする風潮がなんかイヤで、みんな世の中の風潮に踊らされているんじゃね?と思っていましたが、Vistaはやっぱり遅かった(笑)。
VistaFireFoxブラウジングを始めるまで、約4分くらい掛かっていた気がします。ところがWindows7では……。

起動してログイン画面が現れるまで 約23秒
デスクトップ画面が現れるまで 約5秒
Firefoxアイコンをダブルクリックして起動するまで 約5秒
電源スイッチを押しでシャットダウンするまで 約8秒


電源を入れて落とすのに1分も掛からないという。まぁ起動に関してはドライバの数などにも依存するのですが……。
Vistaではいわゆる透明効果の「Aero」を切ったりあらゆる高速化を行っていましたが、Windows7では「Aero」を含むOSが選んだ設定でウィンドウのプレビュー以外は有効な状態。それでも反応が鈍くなったりする状況に陥ることはなく、快適に操作できます。
■ソフトウェアの更新
VAIO Update 4からアップデートのお知らせが。VAIO Update 5にしろとのこと。再起動後、以下の更新がありました。
・Windwos 7用のGraphics Driverのインストール
WinDVDの更新
BIOSの更新
・インスタントモード(Linux)の更新
というわけで、今後使っていくとどうなるか分かりませんが、サプリメントディスクは不要かもしれません。そもそも、ソニーのサイトから個々には手に入るみたいだし。
以下、更新後のWindowsエクスペリエンスインデックスのスコア変化。

  更新前 更新後
スコア 1.2 1.3
プロセッサ 1.2 1.3
メモリ 3.8 4.1
グラフィクス 2.9 4.4
ゲーム用グラフィクス 2.4 2.5
プライマリハードディスク 6.1 6.1


CPUの遅さはさすがAtomといった感じですが、グラフィック以外でメモリのアクセス速度が向上していますが、これはBIOS更新で改善されたのかも。
ちなみに、ソフト更新後も特に起動終了の時間は変わっていませんでした。

■ソフトの互換性は?
SATOXが使っていたソフトで動かなくなったものは特にありませんでした。(まぁ元々使えない子だったのでソフトはあまり入れてませんでしたが)
ただし、FireFoxのアドオンは全て無効になってしまい、使えなくなってしまったのですが、アドオンをそれぞれ再インストールすることで利用できるようになりました。Flashも同様です。
ウィルスバスター、ATOKEmEditorワンセグフリーソフトOrchis、EcoPasteなどはOKでした。

Windows 7は買いか?
それぞれいろいろな事情がありますので結論は分かりませんが、Vistaのもっさりさんが気になってしょうがないなら買いかもしれません。
ただ、Vista商品戦略の失敗をなぜユーザがお金を払って解決しなければいけないということが納得できませんよね?
せめてVistaで困っている人に対しては、無料だったり、リーズナブルな価格で救ってあげるのが、義務なんじゃないかなーって思うわけです。

■VAIOのWindows7用ドライバパッケージ提供 - SATOXのシテオク日記