VAIO Type Xが結構巷で話題になっています。
そんなSATOXも気にならないと言えばウソになるわけです。
でも、実はVAIO Type PのWindows Vista旧モデルに食いついて購入し、現在、全くと言っていいほど使っていないという現状があるわけです(笑)。
では何故使っていないのか。
やはりパフォーマンス不足、というのが第一です。これまで利用していたメインノートPCの代替と考えていましたが、さすがに大画面でマルチコアCPUマシンのスペックとは雲泥の差。値段を考えれば当たり前で、正直なところ「悪かろう安かろう」の定石に当てはまるわけです。
では、この手のいわゆるミニPCの利点は何か。
パフォーマンス犠牲の対極的にあるものが携帯性でしょう。「毎日カバンに入れて持ち運びしますか?」の質問に「No」と答えるなら、もしかしたら購入すると後悔するかも知れません……と言っておきたいです。
これまで5台くらいノートPCを買ってきましたが、結論としてやはり多少高くても常用するなら大画面で高速なCPUのパソコンが良いです。ちなみに今使っているのは、Let's note CF-Y5です。
■VAIO Type XとType Pを比較
とまあ、せっかく購入しようと考えていた方を惑わせてもいけないのですが、ひとまずVAIO Type XとType Pを比較表を作ってみました。それぞれの最大スペックです。VAIO Type X | VAIO Type P | |
---|---|---|
OS | Windows 7、Windows XP | Windows 7、Windows XP |
CPU | 最大Intel Atom Z550 (2GHz) | |
ディスプレイ | 11.1型ワイド1366×768 | 8型ウルトラワイド1600×768 |
メモリー | 最大2GB | 最大2GB |
ハードディスク | 最大SSD256GB | 最大SSD256GB |
通信 | WiMax、WAN、 IEEE802.11b/g/n、Bluetooth |
WiMax、WAN、 IEEE802.11b/g/n、Bluetooth |
その他 | GPS、カメラ、USBx2、SD/MS | GPS、カメラ、USBx2、SD/MS、 ワンセグ、ノイズキャンセルヘッドフォン対応 |
標準バッテリ駆動時間 | 約10時間 | 約4.5時間 |
VGA | Intel IMA 500 | Intel IMA 500 |
外形寸法 | 278mm×13.9mm×185mm =容積7148.8cm3 |
245mm×19.8mm×120mm =容積5821.2cm3 |
重さ | 588g(バッテリーなし)〜757g |
2009-10-16現在公開仕様
こうやって見渡してみると、Type Pもそれなりに良いところはあり、薄いとされるType Xに対して容積と重量で比較するとType Pに軍配(小さい軽い)が上がりました。ただ、バッテリーの持続時間は倍以上の差がありますね。また、ワンセグチューナーが内蔵できる点も大きな違いです。
個人的に、今どっちを選ぶかと言われたら画面の大きさでType Xかもしれませんけどね(笑)。