VAIO type Pが届いた
タイトルの通り、VAIO type Pが届きました。
ソニースタイルで衝動買いしてしまったAtom Z540 1.86GHz、SSD 120GB、ワンセグチューナとカメラ、Bluetooth、全部入りのオーナーメイドモデル。メモリは2GB。エクスペリエンス値は2.8で足を引っ張っているのはビデオ。
簡単に[レビュー]してみます。
■とにかく小さいという印象
さわってみた感想はとにかく小さい。PCが入っていた箱も小さければ本体も小さく、そして液晶画面の文字も小さい(笑)。
こんなに小さいくせに1600x768の解像度を持つので、文字は大変小さいです。
小ささを示すためにPS3のコントローラを載せてみました。ACアダプタもこんなに小さい。
■キーボードとスティックポイント
キーボードはゆとりのあるキーピッチでなかなか打ちやすいです。これは、こんなに小さいのに驚き。ボタンが横長になっちゃってるパナソニックLet's note Rシリーズよりもずっと使いやすいです。ボタンが四角いのに上下にスペースがあるんですね。一方、type Pのスティックポイントが使いづらいこと使いづらいこと。
これはＳＡＴＯＸがこのペリフェラルに慣れていないせいもあるのだと思いますが、初期設定だとこのポイントに触れるだけでクリックされるので、誤動作しまくりでした。（ひとまずタッチでクリック機能はすぐさまオフ！）クセでマウスみたいに操作毎に指を離しちゃうのが悪いのですが、諦めてこの設定をオフにしました(笑)。
■もっさり感
もっさり感はやっぱりありますね。Atomがそもそもパフォーマンスが出ないと言うこと。それからインテルGMA500がそれなりにチープだと言うこと。SSDだからまだ良いのかも知れませんが、HDDだとさらに苦しそう。
WindowsXP化なんてのも考えましたが、Windows7正式版が出るまで我慢して乗り換えようと思います。噂で騒がれているほどVistaも重くないし。
■インスタント起動はイイ！
このVAIO type Pにはインスタント起動という機能があります。電源オフ時にXMBボタンを押すと、この機能が起動。15秒くらいですぐに起動します。
ソニーお得意のクロスメディアバー(XMB)が起動し、ブラウザや音楽、写真、動画再生、Skype、インスタントメッセンジャーが利用できます。カレンダーとかWiFi接続状況、バッテリー残量も表示されていますね。
ブラウザはFirefox。Flashやタブブラウズ機能ももちろん搭載していますが、Googleツールバーはインストールできませんでした。
まぁとにかく、旅先なんかでパッとインターネットを調べたいときに役に立つ機能だと思いました。良くを言えばワンセグも使えるようにして欲しいな。
ちなみに、このインスタント起動はLinuxで実現されています。ブラウザのユーザエージェントがLinuxでした(笑)。
この画面からWindowsを起動することも出来ます。
■PlaceEngine ＋ PetaMap
このVAIO type PにはPlaceEngine機能が標準搭載されています。簡単に説明すると、無線LANのアクセスポイントからおおよその地図上の位置を割り出す機能。ブラウザのツールバーになっており、現在住所が表示されます。
PSPでも「みんなの地図」でも実現しており、GPSの届かない場所などでも位置が分かる優れものです。
PetaMapと連携しているため、近所のお店を探すときなどにも活躍しそうです。
■ノイズキャンセル機能もついてます
いちおうウォークマンユーザなので知ってますが、このtypePにはノイズキャンセル機能がついています。専用イヤフォンが必要なんですが、飛行機の機内で動画を見るときに役立ちそうです。一応ソニースタイルでイヤフォンも購入しておきました。■ポケットにはいるのか……というネタ
ウチにある５本のジーンズのウチ、後ろのポケットに入ったのは２つだけでした(笑)。
しかも、ポケットが平らになるので……こんなん履けねぇ(笑)。
まぁそもそもポケットに入れて持ち運べるというようなＣＭじゃないですからね。「ポケットに入れて運ぶと落っことしちゃいますぜ」というＣＭだもんね(笑)。
■まとめ
未だ購入して間もないですが、高級感があって所有満足度はなんだか高いです。でも、スティックポインタしかなかったり、高解像度のために字が小さかったり(dpiを上げれば解決するけど)、もっさりとした操作感などがあり、パソコン初心者には向かないと思います。それを踏まえた人が持ち歩くためのPCですかね。
ただ、革新的なのはノートPCを持って行くかどうかを迷うことがなくなったということ。普段使っているカバンにすっぽりと入って特に入っている感じず、毎日入れておけるのはすごいもんです。
最近独創性を失ってきたソニーの「やる気」を垣間見た製品だと思う次第です、はい。
