SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

BMWがF1撤退を発表

いろいろな噂はありましたが、F1界にとって残念なニュースです。
BMWザウバーF1チームが正式にF1から撤退することを発表したんだそうな。正確には今期の最後までは参戦し、来期にはエントリーしないという事のようです。
ザウバープライベーターとしては歴史のあるチームだし……。
ホンダに続いてのワークスのF1断念ですが、不況の波はワークスの上層部の夢も打ち壊す、といった感じでしょうか。
しかし残念なのはこの流れ。レーシングチームをワークスが買収して比較的資本が安定している(と信じている)状況で撤退しているという点。
買収するならば、最後まで面倒を見るつもりで、中途半端な気持ちでやって欲しくないなぁと思うものですが、従業員をたくさん抱えている企業ですから、その人達を路頭に迷わせる事も出来ないという判断なんでしょう、きっと……。

独自動車大手BMWは29日、自動車レースの世界最高峰であるF1世界選手権シリーズから2009年シーズン限りで撤退すると発表した。F1への投資を環境技術開発に振り向ける。ほかの自動車やオートバイ関係のレースなどへの参戦は続ける。

しかし、昨年度のようなレース結果(クビサ優勝、表彰台11回)であればもう少し猶予期間が延びていたかも知れませんが、今期はハイドフェルドの2位が最高で、ほとんど2桁台のフィニッシュでしたからねぇ……。
BMWのせいですっかりドイツ色になってしまいましたが、スイスの「ザウバー」として名前が残るような話はあるのでしょうか??
トヨタも……なんて話がありますが、トヨタは否定しているようですね。



また、FIAがまた余計なことを主張しているそうな。
こんな事言わなくていいのに。

FIAは、BMWのF1撤退に驚きはないと語り、FOTAがコスト削減レギュレーションに反対しなければ、このような結果は防げたと主張する。

FOTAがコスト削減レギュレーションに反対しなければ、「F1は終わってました」(笑)。