SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

intuos4がやってきた

先日、intuos4ことワコムの新型タブレットを注文したという話を書きましたが、ようやくお家に届きました。
これまで、intuos2 i-920(A4)というタブレットを使っていたのですが、intuos3もぐっと堪えたし、買い換えるべくintuos4まだかまだかとずっと待っていたわけです。
そこで登場したのがintuos4。早速購入してしまいました。

■6万円の使い道 - SATOXのシテオク日記

悩んだのがエディション。つまり、タブレットの大きさ。
intuos4ではワイド比のデザインになってしまったため、実はintuos2 i-920とintuos4 PTK-640 Mediumの同じA4サイズであっても、intuos4の方が描く面積が減ってしまいます。
一方、intuos4 PTK-840 Largeにすると、大きくなるもののテンキー付きキーボードを縦に2つ並べたくらいの大きさになってしまい、そもそも未体験の大きさに使い慣れることが出来るのかどうかが不安、というのがありました。
大きいと困るであろうと予想できるのは、手首のストロークだけで描いていた曲線を描けなくなるのではという危惧。

で、結局買ったのはMedium。
最近、とある目的で漫画を描いているのですが、使い心地はなかなかよろしいです。気になるところは以下、順に説明してみます。
■選べるペン先
intuos4にはデフォルトで標準芯、ハードフェルト芯、エラストマー芯、ストローク芯が付いており、いろいろな描き味が試せます。しかもペンスタンドの中に芯が収まるようになっています。ナイスユーザビリティ(笑)。
intuos2ではつるつるとした描き味でしたが、intuos4の標準芯はすぐにすり減っちゃいそうなくらい摩擦係数が高いです。HBの鉛筆で紙に書くよりもちょっと強いくらいの感じ。まぁこれはすぐになれてしまいました。良い感じ。
■ファンクションキー
8個のファンクションキーが付いており機能を割り当てることが出来ます。また割り当てた機能は側の有機ELディスプレイに表示されるので分かりやすい。
でも、このキータッチは最悪。結構意識して押し込まないとダメな感じ。なんかボタン自体、若干斜めにゆがんでるし。
そして、一番苦しいのはUndoやコピー、ペーストが出来ないこと。(少なくともちょっと見てみた限り)ラジカルメニュー内に「取り消し」「コピー」「ペースト」はあるのですが、ボタンに直接割り当てられない。これは改善して欲しいなぁ。
■タッチホイール機能
中央のボタンを押すと、スクロール、ズーム、回転など機能が切り替わり、ホイール操作できるというもの。
少なくともSATOXには「使える!」と思う機能ではありませんでした。
何よりもホイールが手首などが触れるだけで反応し、意味の分からないスクロールなどが発生して作業を邪魔します。まぁ持ち方の問題かも知れませんが、ちょっと使いづらかったです。
■脱着可能なUSBコード
これはいいですね。本体側のUSBコードが脱着可能。
intuos2では無理にコードを曲げてしまう事がよくあり、「断線したら終わりだなぁ」と冷や冷やしてましたが、脱着式であればコードを買い換えられるので安心。
ただ一度、不意に抜けてしまった事故があったので、抜けないようにする機構が付いているといいですなぁ、ワコムさん。
この脱着式というのはコードレスにするアダプターの発売なんかもにらんでいたりするのかも知れない……いや、電源が苦しいか。次のintuos5は是非コードレスかをお願いします。信号精度の問題があるとは思いますが、その頃にはUWBが普及しているかなぁ。
■指紋が…
最近流行のテカテカマテリアルなので、指紋が目立ちますね。光沢がある分、経年劣化キズで光沢が曇ってくるんだろうなぁとちょっとせつない感じ(笑)。

とまぁいろいろ文句も書きましたが、intuos2よりは進化しているので買って良かったと思ってます。
以下、上からMediumのPhotoshopなどのソフト付きエディション、Medium、Largeです。
Wacom Intuos4 Special Edition PTK-640/K1Wacom Intuos4 Special Edition PTK-640/K1

ワコム(2009-04-03)
Wacom Intuos4 Medium PTK-640/K0Wacom Intuos4 Medium PTK-640/K0

ワコム(2009-04-03)
Wacom Intuos4 Large PTK-840/K0Wacom Intuos4 Large PTK-840/K0

ワコム(2009-04-03)