SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

日本の8つの言語が消滅の危機!?

ユネスコの発表によると、全世界で約2,500の言語が消滅の危機にさらされているんだそうな。
なんでも、全世界で6,000の言語があるそうなんですが、そのうち538言語が「極めて深刻」、502言語が「重大な危険」、632言語が「危険」、607言語が「脆弱(ぜいじゃく)」と分類されたんだって。
具体的には1950年以降に消滅した言語は219。2008年、アメリカ・アラスカ州では「イヤック語」の最後の話者が死亡してなくなってしまったんだそうな。
北海道のアイヌ語については話者は15人しかいないそうで、「極めて深刻」と評価。沖縄県八重山語与那国語、沖縄語、国頭(くにがみ)語、宮古語、鹿児島県・奄美諸島奄美語、東京都・八丈島などの八丈語などの方言も含まれており、消えてしまう聞きにさらされているんだそうな。

世界で約2500の言語が消滅の危機にさらされているとの調査結果を、国連教育科学文化機関(ユネスコ、本部パリ)が19日発表した。日本では、アイヌ語が最も危険な状態にある言語と分類されたほか、八丈島や南西諸島の各方言も独立の言語と見なされ、計8言語がリストに加えられた。

「方言」などの文化が廃れていくのは寂しいものですが、やはり使われる頻度が少なかったり、限られた地域の文化はどんどん淘汰されていく事はごく自然なことで仕方がないことだと思います。また、言葉は文化と同じで日々進化したり退化したりする流動的なものですから、それをコントロールするのも少しどうかと思うわけです。
ちなみに、かなり冷めた見方で極論すれば、世界が1つの言語になってしまえばいろいろな問題が解決されそうな気がします。でもそれは何かつまらない話ですけどもね(笑)。