SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

Javaの求人、C#の年収

ちょっと面白い記事を見つけたのでご紹介。
2007年と2008年の求人情報を調査し、プログラミング言語別に統計を取ってみたんだそうな。
続いて、言語別の平均年収のなんてのの調査結果もありますな。

人材紹介会社のワークポートは2月13日、同社が2007年と2008年に取り扱った求人情報の応募条件に記載されたプログラミング言語を抽出し、言語ごとの求人件数のランキングを発表した。

以下、求人件数。


プログラミング言語別 求人件数ランキング(単位:件)

順位 言語 2007年 2008年
1位 JAVA 683 783
2位 C 653 764
3位 C++ 345 314
4位 PHP 272 270
5位 C# 223 172
6位 VisualBasic 189 148
7位 Perl 162 205
8位 JavaScript 110 111


JAVAとCが圧倒的に多く、その半分がC++PSPC#と続いています。
JAVAと言われるとちょっと首を傾けてしまいますが、携帯アプリだったりするんですかね。どのような需要があるのかちょっと勉強不足です。業務ベースのアプリはJAVAで出来ていたりするのかな。Androidでアプリを作るためにはJAVAですな。
続いてC。組み込み機器なんかでは依然Cが多いそうで、7号機関連も少し前まではアセンブラでプログラムが書かれていたそうです。Cは悪い意味でいろいろ自由にプログラムを書け、悪さし放題でパフォーマンスも出るので大好きです(笑)。
JAVAとCは昨年よりもずいぶん増えていますね。
一応ここに登場している言語はすべて遊んだことくらいはあります。ちなみに、家庭用ゲーム機のプログラミングはCかC++で書かれています。そういやXNAC#なんだっけか。
以下、年収上昇ランキング。どうやって集計したのかは分かりませんが……。

プログラミング言語別 平均年収上昇率ランキング(単位:万円)

順位 言語 2007年 2008年
1位 C# 560.3 626.9
2位 C 533.8 550.3
3位 COBOL 523.5 539.1
4位 ASP.NET 551.9 567.3
5位 VisualBasic.NET 595.0 606.7
6位 VBA 530.6 540.0
7位 RPG 517.8 525.8
8位 C++ 548.5 556.3


1位はC#。求人数は少なかったのに、価値が高いというのはC#を使えるプログラマが少ないと言うことなんでしょうかね。当初C#マイクロソフトが作成したと言うことでバカにしていたんですが、ISO化され使ってみると一変。バカにして済みませんと謝らなければなりません(笑)。後発と言うことだけあって、JAVAの悪かった点を改善したいろんな意味で優れている言語です。
続いてC。枯れたふるーいプログラム言語ですが、その価値はなかなか衰えを知らないようです。
3位はCOBOL。これは使ったことないなぁ(笑)。事務処理用の言語で、ひどく冗長な文章のような書き方をする構文です。
以下、Wikiから転載ですが、CやBASICで上のように書くプログラムは……

X = (-B + SQRT(B ** 2 - (4 * A * C))) / (2 * A)

COBOLでは以下のようになるんだそうな。うへぇ。

MULTIPLY B BY B GIVING B-SQUARED. (BにBをかけてB二乗を得る)
MULTIPLY 4 BY A GIVING FOUR-A.   (Aに4を掛けて四Aを得る)
MULTIPLY FOUR-A BY C GIVING FOUR-A-C. (四AにCを掛けて四ACを得る)
SUBTRACT FOUR-A-C FROM B-SQUARED GIVING RESULT-1.
COMPUTE RESULT-2 = RESULT-1 ** .5.
SUBTRACT B FROM RESULT-2 GIVING NUMERATOR.
MULTIPLY 2 BY A GIVING DENOMINATOR.
DIVIDE NUMERATOR BY DENOMINATOR GIVING X.

RPGなんてのが未だ生きているんだ(笑)。ロープレじゃないよ!
こちらも業務系の言語ですが、COBOL同様さわったことないなぁ。業界が全然違うのでその文化についてはさっぱり分かりませんが、そちらの方面では未だ現役という事みたいです。