SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

PlayStation Suiteの詳細発表

いわゆる普通のサードパーティにもなかなか情報が届かなかったPlayStation Suiteの詳細が基調講演で発表されました。
現状、Docomoから販売されることが発表されたXpelia PLAYや今後発売されるSony Tabletや、SATOXも仕事でソフト開発に携わっているPlayStation VitaでPlayStation Suite規格のソフトが動くんだそうです。
この11月にはベータ版SDKが公開され、公開されるんだそうですがこれはいわゆる契約を行った企業向けなのか、一般にも公開されるかどうかはちょっと分かりませんでした。
で、ちょっとびっくりしたのはこの規格ソフトの開発言語はC#なんだそうです。
安易に想像が付くのはAndroidのDalvik VM上で動くJava中間言語なわけですが、C#を用いると言うことで、.NETの中間言語=ILコードが走るんだと思います。
仮想マシンというからにはJITではなく、インタプリタ的に動くものなんですかね。ちょっと開発者視点で考えるとそんなにパフォーマンスが出ずモッサリしそうです。
まぁPS1のCPUのクロックは33MHzであった事を考えれば、Sony TabletのTegra2やSnapdragonの1GHzであれば3D演算やサウンド信号処理なんかも優にまかなえるんでしょうね。

本日開催のTGS 2011 ソニー・コンピュータエンタテインメント 基調講演より。PlayStation Suite 規格ソフトウェア開発キットのベータ版が11月から開発者向けに提供されることが発表されました。PlayStation Suite (プレイステーション スイート) は、Androidスマートフォンタブレット、PS Vitaなどで「プレイステーション」品質のゲームやアプリを提供するブランド。

一方、PS1のゲームが用意されるんだそうですが、こちらはネイティブコードで移植されるそうで、仮想マシン上で動くソフトウェアではない模様。
想像ですが、PS1ゲームバイナリはそのまま、MIPS R3000A+コプロ+SPUをエミュレーションシステムが
VitaやAndroid上に構築されているんだと思います。
PS1のソフトを今更遊びたいのかどうかは個人的に微妙ですが、技術的には面白そうですね〜。