SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ちょっと、サンディエゴまで。

今年のSIGGRAPHが開催されている、ということでちょいとサンディエゴまで行ってきました。
朝早く飛行機で出発しSIGGRAPH見学。一泊して次の日の朝に帰ってくるという強行スケジュール。日帰りして帰るのが大変なのでちょっと一泊してみました、という感じです。
すごいですね、アメリカ国内に住んでいるからこなせる技です(笑)。


San Diego Convention Centerからダウンタウンを眺める

■SIGGRAPH2007でちょっと面白かったもの
年々そうなんですが、全体的には見所に乏しく、印象は少ない感じが否めません。3Dツールはフォトンマップがいつの間にか普通になっていて、しかも高速にレンダリングできるみたいですね。SoftImage、MAX、Mayaを初め、CINEMA 4D、Houdiniなんかが目に付きました。
特に期待していたのは先日ご紹介した240Hzで更新されるFEDモニタ。LCDの60Hzと比較するデモが展示されていました。説明ではLCDではグランツーリスモの映像で車にブラーが掛かってしまうということだったんですが、注意してみない限りはちょっとわかりにくい差です。スクロールする背景に注目すると分かりやすいんですけども。
FEDモニタを見たとき、「あ〜、なんか懐かしい画質だなぁ」と思ったのですが、まさしくブラウン管の色域を再現しているんですよね。やっぱりなかなかキレイですばらしいです。

■SATOXのシテオク日記 - 240Hz駆動のFED、SIGGRAPHでデモ

ただ、早期には業務用向けだそうで、LCDの3倍の値段、100万円くらいじゃないかという事だそうです。
他にはハンディ3Dスキャナがちょっと面白かったかな。バーコードリーダーのような物を女の人の顔に向けてバナナの皮をむくようにスライドするとその部分が3Dデータとして取り込めちゃいます。スキャナ自身の3次元位置情報をどうやって取得しているか興味深い。
■40ドルステーキ
「ステーキを食べたい」という同僚の希望により、ステーキハウスへ。
「CHRIS」というステーキ屋に入ったのですが、値段を見てびっくり。フィレやらリブ肉やらで35〜39ドル。つまりは4000円から4800円くらい。このほかにサイドのポテトやアペタイザーを付けるわけです。
しかしながらこのステーキは非常にうまかった。アメリカ人は「あぶら身」をあまり好まないらしく、結構スカスカの赤身ばかりらしいのですが、ここのはサーロインですら脂が刺さっていて、とてもジューシーでおいしかったです。
■ホテル「Kona Kai」
場所は岬の先端、とものすごいところにありました。

ハイビスカスなんかが飾られているようなカリブのリゾートを思わせるホテルだったのですが、ネットはなんだか使えない、洗面台の水の流れは悪い、ドライヤーが壊れているなどなど良いところなし。はっきり言って最悪でした。
まぁ、何はともあれサンディエゴから帰って参りました〜。