SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ハードリンクを使おう♪

LinuxファイルシステムExt3にある便利な機能「シンボリックリンク」って知ってますか?
PCの中にはファイルやフォルダといったものがありますけども、それらの「本物の複製リンク」を作ってしまうというものです。シンボリックリンクフォルダ内のファイルは複製なのに本物なので、消せば実態も消えるし、編集すればどちらも更新されるといったあんばい。(「どちらも」というか、それは同じ物だから。)
Windowsの標準機能にはないのかと言われると、ショートカット機能がそっくりですが所詮ショートカット。シンボリックリンクとはほど遠い感じです。ショートカットはパス自体へのショートカット、シンボリックリンクはパス自体を作り出します。
ちなみに、NTFS5(NTFS2000)ではシンボリックリンク機能があるという事は知っていて、なんかこれを使うツールはないものかと考えていたんです。
んで、見つけたのがこれ↓

■NTFS Utils(WindowsNT/2000/XP / ユーティリティ)

例えば、「C:\Documents and Settings\User\My Documents\Downloaded Files」なんて深いフォルダがあった場合、NTFS Utilsを使うことで「c:\DL」なんてフォルダにリンクすることができるようになります。どちらのフォルダも同等なフォルダで同じ物がみられるわけです。もちろん、ファイル単位でも可能。
正式にはOSのリソースキットなどに含まれる「linkd」というコマンドがあるそうです。
substなんかよりも深いファイルシステムレベルでリンクされるので、おかしな現象は起きにくいと思います。

■マウント機能を使おう
「moutvol」というコマンドを使うことで、任意のドライブをフォルダに割り当ててしまうことができます。
例えば、新しくハードディスクを増設(例えばDドライブ)したので、「C:\Extension」というフォルダにDドライブ全体を割り当ててしまうというExt3のような事ができてしまいます。
試しに、Dドライブだった「SDカードスロット」を「c:\sd」に割り当ててみました(笑)。

mountvol c:\sd \\?\Volume{702eb525-9611-11db-b350-000b97ba13d4}\

成功♪
「c:\sd」がSDカード内を参照するようになりました。
ちなみに、コマンドだけ入れると、マウント可能なボリューム名が一覧で出てきます。
まぁ無理に使う機能ではないですが、なかなか便利なので需要に応じて使ってみるのはどうでしょうかね〜。
MacOS X(Linuxカーネル)だと、普通にExt3なのかな?