SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ウォークマンNW-A608/LI買った

「えーっ、なんでiPodじゃないの!?」
(な・ん・の・こ・と・や・ら)
 
えー、ウォークマンAを買いました。
SonyStyle限定のエメラルドグリーンカラーNW-A608/LIです。
ウォークマンシリーズで買った機体ってこれで9台目。カセットテープ3台、CD1台、MD3台、ネットワークウォークマン(HDD)1台。そしてウォークマンA(シリコンメモリ)なのです。
このソニースタイル限定版ですが、イヤホンが付いてない。別途好きなもの選んでね、というわけでちょっとばかしお安いんです。もちろん、NUDEブランドのインナーイヤーを購入。それから、ソニースタイルロゴ入りのケースも一緒に買っちゃった。
光りの角度によって緑→青と変化するボディがかっこよいです〜。
そんなわけでお馴染みの[レビュー]ですぞ。

■到着、そして箱を開けてみた
到着した箱。これまでのウォークマンは段ボールにちょっとカラー印刷したようなしょぼい箱でしたが、こりゃ今までと違う。黒く宝石箱のような箱に本体が透明プラスチックに飾るように配置されてますよ。
エメラルドグリーンのキレイな本体が鎮座されてるのをみて、思わずおおと思ってしまった(笑)。
写真はだいたいこちらをご参考に(笑)。

■ITmedia ユーザーとともに進化する新ウォークマン「NW-A1000/B」

CONNECT Playerを使ってみよう
CDをPCに入れるとインストーラーが立ち上がり、CONNECT Playerのインストールが始まります。滞りなくインストールが完了。
ソフトが立ち上がり、「PC内の音楽を登録するか?」と聞かれたのでOKしたんですが、これが不幸の始まりでした……。
ネットドライブも含め、たくさんの音楽があるためこれがなかなか終わらない(笑)。1時間少々待ったところでPCを見てみるとなんだか進捗が進んでないような状態。操作のキャンセルもソフトを終了することも出来ずどうしようもない状態に。
強制終了+OSを念のため再起動。CONNECT Playerを再度立ち上げてみると音楽が登録されてる。ラッキーと思っていろいろ見てみると、アルバム内に「空の音楽(空欄で曲名も何もない)」が……。「空の曲」は選択すらできず、アルバムごと削除を試みるも反応なしという酷い仕打ち。
さらに、500アルバムほど登録されたこの状態はものすごくソフトの動作が重たく、なんか操作をすると、30秒くらい何も反応がないような状態。
空の曲があり、アルバムを消せないのも気持ち悪いので、再インストールを試る。ちなみにアンインストールしたとき、インストール先のフォルダやアプリケーションフォルダを消すことをお忘れなく。
ってなわけで、CONNECT Playerの出来はひどいもんです。SonicStageはちゃんと動いたので、処理速度等の問題でないことは証明されているはず。CONNECT Player、どんだけ悪い作りをしてるんだろう。
■音楽を聴いてみよう
音質はまぁATRACです(笑)。MP3より好きな音質。そしてホワイトノイズは相変わらず。
また、気になるのが曲を繰り返し送った際に先頭に聞こえるノイズ。NANDメモリからデータを読んでる瞬間でしょうか、なんか宇宙との交信のような奇っ怪なノイズが聞こえます。
まぁ普通に連続で聞いている分には聞こえないノイズなんですけども……。
■FMを聴いてみよう
Aシリーズの特徴として、FMラジオが聞けるんです。
イヤホンコードがアンテナ代わりとなり、アンテナを伸ばすと感度が良くなるといった案配。FMだけでなく、NHK1chと3chをカバーしとります。また、オートプリセット機能が付いており、その場所で聞けるFM局が検索できるのが気持ちいいです。こりゃあいい。
■インテリジェントシャッフルって?
Aシリーズでイチオシの機能がインテリジェントシャッフル機能。
今聴いている曲に近いものを探し出したり、よく聞くお気に入り曲の中からランダムに再生する機能なんかもあります。
それから、スポーツタイマ機能もあって、これは任意の設定時間だけ再生してくれるモードで、例えば「10分」と設定すると、人が走ってるアニメが表示され、10分後にお知らせしてくれるモード。エアロビなんかには最適。やらないけど(笑)。
■本体のインタフェースはどうよ
既に洗練されているデザインということでインタフェースはグッド。
先端つまみは曲の早送り/巻き戻し、次の曲/前の曲送り、カーソル上下、HOLD機能を備えています、ちょっとつまみを引っ張ると曲を送れ、もっと引っ張るとアルバム単位で送れるようになります。押し込んだ状態はホールド。
つまり、ホールド状態から再生を行うにはつまみを引っ張り、再生ボタンを押すという2段階。配置も分かりやすいので、目で確認せずとも簡単に再生できる感じです。
それから有機ELのディスプレイ。う〜ん、カッコイイです。
ディスプレイには遊び心ある魚のアニメや花、時計3種類などが見ることが出来ます。インターフェースなども積極的にアニメーションし、気持ちいいです。操作感に関してはストレスなく操作できると思います。ただ、残念ながらiPodのタッチパネルのようなアナログ操作感はないです。
このNW-A608は、これまでのウォークマンユーザであれば、リモコンがそもまま本体になったような感覚ですぐに使いこなせるんじゃないでしょうかね。
■総評
CONNECT Playerの酷さは何とかならないものでしょうか。
巷でも同じ現象が多く起きているのでウチだけの問題じゃないでしょう。これは商品としての資質が疑われてもしかたのない落ち度。発売を急ぐばかりに最適化できなかったんでしょう。せっかくこのソフト開発・管理のために会社まで立ち上げたのに。
デザイン面はかなりカッコイイです。ソニーらしい「所有感」がありますよね。
FMチューナ、2GBの容量、バッテリーも公称値50時間なのでたっぷり聞けます。
コーデックはATRAC3、ATRAC3plus、MP3、(PCM)に対応してますが、将来ファームアップデートでWMAにも対応予定があるとのこと。いいじゃあああないですか。
初心者にはソフトの酷さから、当面お勧めできませんが「iPodなんて」と思っている方にはお勧めです(笑)。どうやらSonicStageも使えるそうなんで、しばらくこちらを使うという回避策があるかも。いずれにしろ、このソフトは酷い。ぶーぶー。
(追記)
SonicStage Ver.3.1で既存の曲の転送を試みたところ、転送できませんでした。SonicStage自体はNW-A608を認識し、本体の曲一覧を表示してくれるんですが……。だめじゃん。