SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

すき家、吉野家を売り上げで抜く

頑なに「牛丼」というカードを掲げようとしない吉野屋。
その意気込みや善し。
お客はどうするかというとそれがある店に行くのである。
というわけで、「すき家」を含むゼンショーが連結決算で吉野屋D&Cを抜いたとの事。
そのカードを掲げたとき、お客が本当に戻ってくるのかが勝負の分かれ目。

牛丼チェーン「すき家」などを展開するゼンショーが23日発表した05年3月期連結決算で、売上高が前年同期比11.8%増の1253億円に上り、牛丼最大手の吉野家ディー・アンド・シーの連結売上高(05年2月期、売上高1179億円)を上回った。牛丼関連部門の売上高自体は依然として吉野家が上回るが、ゼンショーは今後3年で出店攻勢をかけて、国内店舗数で吉野家を追い抜きたい考えだ。
ゼンショーはグループ内の「すき家」が、昨年9月に豪州産牛肉を使って牛丼メニューを復活させ、業績を伸ばしたことが売り上げ増に貢献した。

なんだかんだ言っても、吉野屋ってブランドイメージがありますよね。牛丼は吉野屋って。それに引き替え、すき家は二番煎じ的なイメージがどうしても拭えません。
仮にオーストラリア産牛肉で牛丼を妥協した場合、吉野屋のブランドイメージがどうなっていたのかが気になります。
いや、ブランドイメージって大事ですよね。これだけやられているにも関わらず、そう思わせる吉野屋はたいしたもんだ。