SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

xvYCCとは何なのだ!?

HDMI1.3が発表されるようになってからよく目にする「xvYCC」という技術。
これって何なのかずっと気になってたので、この記事の情報をまとめてみまする。
まず、「xvYCC」とはいわゆるDVIなどのデジタルRGB信号を発展させたもの。名前にある通り、YCbCr系みたい。正式名称は「Extended YCC Colorimetry for Video Applications」だそうな。長い名前だなー(笑)。

xvYCCは、デジタル時代に向け、テレビ画面に映し出される色のスペクトルをアップデートする目的で作られた。現在使用されている規格「BT.709-5」は、テレビが表示可能な赤、緑、青の範囲を規定している。

sRGB色素の概念を拡大し、シアンや明るい緑色の影などを追加しているんだって。つまり、RGBと3つの要素以外に2つを追加し、より細かな色差を表現できるようにした規格なんですね。で、これまでのsRGBの色表現能力を55%とすると、xvYCCの色表現能力は100%となるそうな。
また、「Deep Color」というさらなる拡張技術では、色差によるマッハバンドをなめらかに表示することが出来るんだそうな。例えば、グラデーションのような色のなめらかな部分に入る色と色の間に見える帯。これがなくなるんだそうな。
通常RGB核8ビット=24ビットのところを、30、36、48ビットというより大きな情報量を持つ規格にすることによって実現されてるみたいですね。
今後HDMI機器の購入を検討する場合、この「HDMI1.3」というのがひとつのキーになるかもしれません。