ピカチュリン(笑)。
2008年、大阪バイオサイエンス研究所の古川貴久らの研究チームにより報告された。生物の動体視力に関与していると考えられており、ゲーム『ポケットモンスター』に登場するキャラクターである「ピカチュウ」にちなんで命名された。リガンドの一種であり、ジストログリカン(dystroglycan)と呼ばれる糖タンパク質に対して結合する。
そしてPICA200。
PICA200は、ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)が開発した車載システムや携帯電話、携帯ゲーム機などのモバイル端末向けの3DグラフィックスIPコア(GPU)である。ニンテンドー3DSに搭載される事で特に話題となった。
PICA200はワークステーション向けGPUであるULTRAY2000を元にしており、プロセス技術の進展により携帯機器向けのLSIに組み込めるレベルまで小型化されている。
2000年以降、GPUはプログラマブルシェーダーに対応することで柔軟性が飛躍的に増大し、各社はシェーダーコアとしてのGPU性能の向上に努めてきた。この概念は消費電力やチップコストがある程度許容できるPCやワークステーション、あるいは据え置きゲーム機などのGPUとしてはうまく適合したが、組み込み機器向けとしては性能対消費電力の面で効率があまりよくなかった。
PICA200は市場ではほとんど無名だったGPU ULTRAYを小型化したもので、任天堂が3DSに採用して有名になりました。
なぜ「ピカ」かは分かりません(笑)。
サブディビジョンプリミティブが使えるのに、あのディスプレイの解像度が残念……というのは開発者目線の弁。
ソニック・ヘッジホッグ (Sonic hedgehog, SHH) は、ヘッジホッグ (HH) ファミリーに属する5種類のタンパク質の内の1つ。これをコーディングする遺伝子=ソニック・ヘッジホッグ遺伝子は、shhと小文字で表記する。このファミリーの他のタンパク質には、哺乳類ではデザート・ヘッジホッグ (Desert Hedgehog, DHH)、インディアン・ヘッジホッグ (Indian Hedgehog, IHH)があり、魚類ではエキドナ・ヘッジホッグ (Echidna Hedgehog, EHH) とティギーウィンクル・ヘッジホッグ (Tiggywinkle Hedgehog, TwHH) がある。