SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

セナに捧ぐ〜伝説になった音速の貴公子〜観た

アイルトン・セナというF1ドライバーをご存じでしょうか。
国籍はブラジル。幼少の頃からカートで好成績を残し、24歳でトールマンからF1デビュー。ロータスではワールドチャンピオンシップで最高3位、マクラーレンではワールドチャンピオンに3度もなりました。
そして、1994年、サンマリノ、イモラサーキットで事故死しました。
SATOXは小さい頃から結構F1を観ており、このイモラの事故もテレビで観戦していました。
このイモラでは予選でバリチェロがクラッシュで怪我、さらにラッツェン・バーガーが事故死しており、セナ自身安全を訴えていた中の事故。
特に斜めとはいえ約200km/hで激突したタンブレロコーナーのウォールについては事前に危険を指摘していた所なんです。
詳しい死亡原因は分かっていませんが、ある説として有力なのは、溶接でつなげていたステアリングシャフトが破断し、ハンドルが効かなくなった状態でウォールに激突、そのとき外れたタイヤが頭部に直撃したのが致命傷だったとされています。
……はい。
というわけで前置きが長くなりましたが、「セナに捧ぐ〜伝説になった音速の貴公子〜」というDVDを借りて観てみたというお話。
オリジナルのタイトルは「AN OFFICIAL TRIBUTE TO AYRTON SENNA」。どうでも良いですが、「音速の貴公子」って古舘伊知郎が名付けたものですよね。
さてこのDVD、セナの半生やオフの過ごし方、プライベートなどを紹介したもの。プロストヒルバリチェロ、ベルガー、フランク・ウィリアムズなども登場します。
なかなか面白かったけど、よっぽどのセナ好きじゃなければオススメしません。約3時間ありますが、結構ストイックな内容です。
セナの甥に当たり、今期ウィリアムズで走るブルーノ・セナの幼少の姿が出てきたりするのが見所ですけどね(笑)。
今でも思うのはもしセナがまだ生きてたら彼は今どうしていたんだろうということ。
生きていれば51歳ですから、F1ドライバーは引退しているでしょうけども、ブラジルでのF1ドライバー育成に熱心だったので、きっとやはりセナ財団的なものを立ち上げて母国で貢献していたんじゃないでしょうかね。
さて、今期のブルーノ・セナには実は期待をしています。HRT、ロータスではいまいちでしたが、ウィリアムズはルノーエンジンを獲得。かつてのセナがいたチャンピオンチームで走ることになるわけですから、期待はいやがうえにも高まります。