SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

人間魚雷キューピー、自主回収

太平洋戦争で開発・利用された人間魚雷「回天」と特攻兵器「桜花」をあしらったキューピーの携帯ストラップが「不謹慎だ」との批判を受けて自主回収していたんだそうな。
まぁ少し考えただけでもなんだかひどい話。
「回天」や「桜花」で約150名近くが特攻で戦死しており、さらにその攻撃で沈没した船(相手)で戦死した人なども数多くいるわけです。
国力の差からやむなく開発され、使用された悲しい人間爆弾を揶揄するのはちょっと普通の精神ではないと思うんですよね。ヘルキャット零戦とはわけが違います。
ちなみに、この問題は昨年末に自民党 山本一太さんがブログで問題視したのがきっかけで、ネット上で批判が広まった模様。

太平洋戦争で旧日本海軍が使った人間魚雷「回天」や航空特攻兵器「桜花」の胴体に、キューピー人形の顔をあしらった携帯ストラップが全国の自衛隊基地内の売店などで売られていた。販売元は「不謹慎」との批判を受けて昨年12月に販売を中止、商品を自主回収した。

この記事にもありますが、特攻の事実を知らしめることは良いと思うのですが、明らかにおもしろおかしく使用としている携帯ストラップは売る方も、それから買う方もちょっと世の中の空気が読めていない気がしていると思います。