SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ソニーのSDカード参入について

というわけで、自他共に認めソニーファンのSATOXですが……(笑)。
ソニーがSDカードの開発・販売に参入したというお話についてなんですが、個人的に思うに、どうしようもない自然の流れだったんじゃないかと思います。

時代の流れには逆らえない
ソニーが窮地に立たされたとき、強気な方針が崩れました。
音楽プレーヤのAtrac(OMG)を廃し堂々とMP3対応したのもよく言えば「ソニーの柔軟な対応」、悪く言えば「ソニーの負け」を意味しています。βとVHSやHD DVDBlu-rayなども同様の流れだったのですが、メインストリームとなったものに対応しないと、製品としての魅力や価値がどんなに良い機能があったとしても半減してしまいますよね。
例えばHD DVD固執した東芝は、トップシェアを誇っていたHDD&DVDレコーダの分野で大きく転落してしまいました。
サンディスクとの関係
2つ目はサンディスクとの関係。
メモリースティックの開発はサンディスクが主導とされています。
60MB/sという高速アクセス可能なメモリースティックHGの開発はサンディスクとソニーの共同開発。
さらに、ExpressCardに接続する高速なシリコンメディアとしても、サンディスクと共同開発された「SxS」というものがあります。SxS PROは100MB/s。
というわけで仲のよろしい両社。ソニーとしてはサンディスクの持つSD技術をOEM供給してもらっているのではないかと予想します。(勝手な予想です)
すでに負けていた?
3つ目。ずいぶん前からソニーVAIOノートパソコンにはSDカードスロットが搭載されています。MS/SDが両方使えるパソコンという意味では付加価値が付いてますよね。
多くのデジタル機器はSDカードが使われていますので、SDカードスロットが付いているノートPCを求めるのが自然な流れ。そう言った意味では既にSDカードの優位性を認めていたと言えるかもしれません。
さらに、ソニー・エリクソンがヨーロッパで携帯を売るために、SDカード自身は販売しないもののminiSDmicroSDを携帯電話に付けて販売していました。こちらは潔くMS非対応。
結論?
……ということで、ソニーのSDカード参入は時間の問題であった……とSATOXは考えます。MSの存在維持的にもこのタイミングが適当で、総合的に良い判断だったのではないかと思います。
消費者としてはSDだMSだと悩まされることがそもそも問題だったわけですがね。
ちなみに、CESではソニーのSDカード対応デジカメが発表されました。

Sony Electronicsが1月6日、SDカード参入を発表した。
 同社は1月中に2〜32GバイトのSD、SDHCmicroSD、microSDHCカード8種を、14.99〜159.99ドルで発売する。これまで推進してきた独自規格のメモリースティックの開発も続ける予定で、「SDカードはメモリースティックを補完し、より幅広い顧客のニーズを満たす」と述べている。

こんなんでid:sparkさんの回答になってますかね?(笑)



そうそう、「SATOXはソニー好き」と良く誤解(?)されるのですが、そんなことはないんじゃないかなーと思いこませています。
たまたま魅力的な機械がソニー製というだけであって。……ああ、言えば言うほど嘘くさく(笑)。
ウチにあるソニー製の機械は、ウォークマン4個、デジカメ2つ、テレビ、VAIO P、PS3、多機能リモコンくらいッスよ♪