SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

ひこにゃん人気はデザイナーが育てたものか

彦根市のキャラクターとして生まれた「ひこにゃん」の著作権問題が話題になってますよね。
同じような問題で、キャラクターの降板となってしまったtvkの「saku saku」の件とよく似ています。
saku sakuで活躍していたキャラクターは「ジゴロウ」というのですが、ジゴロウの毒舌キャラクターと木村カエラの面白さが相まって「saku saku」が人気番組となり、キャラクターグッズなども数多く出ていました。そんな中、キャラクターのデザイナーが対価を求めて訴えました。局側はキャラクターの使用を断念し、新しいキャラクターを作ることで解決したんです。ちなみにジゴロウは、まったく別の局で使われました。
ひこにゃん」についても、その訴えの内容はさておき「対価を求める」という事なんだと思います。

滋賀県彦根市で25日まで開催中の「国宝・彦根城築城400年祭」のマスコットキャラクター「ひこにゃん」の使用を巡り、市側と考案者が対立している。無制限の使用は許せないとして、考案者側が市側に使用制限を求めた彦根簡裁への民事調停申し入れの書面が9日、市などに届いた。

まずはやはり初期契約の内容のコンセンサスが取れていないことが問題ですよね。デザイナー側もプロなら、その辺りの契約内容はしっかり行ってしかるべし。落ち度があったという事じゃないでしょうかね。
また、「キャラクターを育てたのはデザイナーだけではない」ということも個人的には訴えたいです。「ジゴロウ」の場合はその中の人のトークが面白いからであり、その容姿はあまり関係しないのではないかと思うわけです。「ひこにゃん」に関しても、現在の人気はロイヤリティフリーでグッズを販売したことで、たくさんの人がそのキャラを目にすることができ、今の人気を博していると言えるのではないでしょうか。かわいいキャラですけどね(笑)。
曖昧だった契約内容で人気が出たから「なんか文句を言う」というのはいかがなものかなーと思うわけです。「およげたいやきくん」の印税が手に入らなかった子門真人さんのように(笑)、泣き寝入りも仕方ないのではないかと。