SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

エアコンはなぜ冷えるのか

な〜となくは知ってたけども、エアコンが冷える謎が解けて嬉しかったのでメモ(笑)。←小学生かお前は
冷える理由は知ってたけど、暖房の仕組みも知って「むむう」と思ってしまったのだ。



エアコンから出る冷気の原理ってご存知ですか?
「何で電気で冷たい空気が出るんだろう」と不思議に思っている方もそう少なくないのではないかと思います。ってなわけで解説。
■「蒸発」は熱を奪う
アルコール消毒なんかをしてもらうと、塗布した箇所がスーッと冷たくなりますよね。
また、殺虫剤とかエアスプレーとか、スプレー缶が使っていると冷たくなったという経験はないでしょうか。スプレーの溶液もまた通常は液体。液体から気体に「蒸発」しているのです。
「蒸発」という現象は、気圧が下がることで周りから熱を奪うわけです。こんな現象を使ったのがエアコンなんですな。
■デコンプレッサ・コンプレッサ
つまり、エアコンの本体(室内機)では常に「液体の気化=蒸発」が繰り返されており、具体的にはデコンプレッサにより液体が減圧され、気化しているんです。
気化された蒸気は「室外機」にダクトで運ばれるわけですね。
さらに、「室内機」で蒸発させる液体を作るために「室外機」ではコンプレッサが活躍して気体を液体に変化させます。このときに熱が発生するので、外部の装置から出る空気は暖かいわけです。
■気化・液化を繰り返すガス「冷媒」
室外機と室内機で気化・液化を繰り返すガスのことを「冷媒」と言うそうです。
冷媒には主にフロン(フルオロカーボン)というガスが使われており、オゾン層を破壊する原因とされていました。しかし、現在はそういった有害なフロンガスの使用は禁止されており、オゾンを破壊することのないガスが使われているそうです。そのガスのことを「代替フロン」といいます。ただ、無害というわけではなく、オゾンは大丈夫だけど温暖化に繋がるガスなんだそうです(ようは二酸化炭素になる)。
■暖房はどうしてるの?
室外機、室内機の機能を逆にするだけです。
つまり、室外機ではデコンプレッサで冷媒を蒸発させ、室内機ではコンプレッサで液化させます。つまり、冷房時に室外機から出ていた熱が逆に室内に来る感じなんですね。
ということは、室外機からは冷やされた空気が排出されているワケなんですね。へー。