SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

Wiiのふしぎ発見

Wiiのセンサーバーをデジカメで撮ると、ランプの明かりが見える」という情報を聞きまして、早速デジカメで写してみました(日記画像)。
おお、全部で5x2=10個のランプが煌々と輝いているではありませんか!
この手の技術的なネタが気になって仕方のないSATOXは、何か調べてみないと気が済まないのでありました。

■【続報:Wii分解】「センサーバー」にはセンサがなかった

まず、センサーバーの明かりの正体は赤外線LEDなんだそうな。目に光は見えないことから、2.5μm以下の近赤外線と考えられますね。
暗視カメラの要領で、赤外線はデジタルカメラCMOSイメージセンサに反応するため、デジカメを通すと光って見えるわけです。これならセンサの自作も出来るかも(笑)。
それから、Wiiリモコン内にはCMOSイメージセンサが付いているそうな。センサーバーのランプを検知することにより、テレビまでの距離やテレビ上の位置を判定することが出来るみたいです。記事によると、応答速度優先であまり精度の高い(速度の速い)センサではないとのこと。
プラズマテレビなどは赤外線などを放射するのですが、10個のLEDランプのパターンはユニークなものなので、そのパターンを検出して位置精度を増しているようです。
プラズマテレビの場合は若干センサーバーの位置をテレビから離すといいかもしれません。
余談ですが、Wiiリモコン内の加速度センサはロール、ピッチ、ヨーの3軸加速度センサ。対してPS3コントローラはロール、ピッチ、ヨーに加え、コントローラに対してのXYZ軸を持つ6軸なんだそうな。どうやって「下」を検出するんだろ……。ホントに独立した6つがあるのかは怪しいですが(笑)。