過去最大規模のリコールだとして、爆発炎上の危険性があるソニー製のバッテリの回収交換を行っていますが、どうやらこの問題はデルとアップルのみの問題として落ち着きそうです。
落ち着いたとは言え、デルの対象は410万台、アップルの対象が180万台と膨大な数です。この問題に反応してか軒並みソニーの株価は下落。ここ数日で300円近く下落しています。
Apple Computerが行ったリコールについて、バッテリの製造メーカーであるソニー、および他のPCメーカーは米国時間8月24日、これ以上のリコールはないとの見込みを相次いで発表し、ユーザーを安心させようと躍起になっている。
このバッテリーはソニーの子会社「ソニーエナジー・デバイス」が生産したもので、混入した金属粒子が電池内で別の部品と接触してショートする恐れがあるとのこと。
なんかソニーさん、経済産業省さんから報告を求められているそうです。国がらみに発展。
ソニー製バッテリーの不具合でデル製ノートPCから発火する事故が起き、デルが製品を大規模リコールした問題で、経済産業省は8月24日、両社に対し原因と再発防止策を31日までに報告するよう要請した。
それにしても突然燃えたり、爆発ってのは怖いですよね。
米デル製ノート型パソコンに使われているソニー製電池のリコール(回収・無償交換)騒ぎが、米アップルコンピュータ製パソコンにも「飛び火」した。リコール対象のリチウムイオン電池パックは計590万個。ソニーは「デルとアップル以外は大丈夫」と火消しを急ぐ。
リコールの費用………200〜300億円。うわぁ。