SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

デフラグいらずのハードディスク!?

日立が組み込み機器向けのハードディスクとして、ファイルデータの断片化(フラグメンテーション)を防ぐ技術を開発したそうな。
ハードディスク内はファイルが連続して書き込まれるわけではなく、隙間さえあればセクタを跨いで飛び飛びに書き込まれ、1つのファイルであっても、シークが必要なすごい遠い場所に書き込まれる事があります。これがファイルの断片化。アクセスが遅くなる原因なのです。

日立製作所の中央研究所は6月30日、HDDを内蔵したカーナビや携帯機器などの組み込み機器で、多数のデータを更新しても検索速度の低下を防げるという知的データベース管理技術を開発したと発表した。

日立の開発した手法は非常に単純で、ファイルごとにグループIDのようなものを付け、IDごとにある程度のスペースを空けておきます。関連するグループIDファイルは連続的に書き込み、もしスペースがなければグループごと別の領域に移動するというもの。
これにより、アクセス速度低下が1/3程度に抑えられたそうな。
………でも、データを書き込むタイミングでムーブも起きるわけですよね。本当によいのかは分かりませんが、汎用的(PC用)にはならないことは確かですね。