SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

スクエニ、松下のゲームプラットフォームを共同開発

メモメモ。
スクウェアエニックス松下電器が共同でゲームと動画のプラットフォームを開発するそうな。プラットフォーム名は「UniPhier(ユニフィエ)」。
ここでいうプラットフォームは組み込み機器向けで、家電や携帯電話ということだそうな。これを業界標準にしようとしているわけですね。

松下電器産業スクウェア・エニックスは7日、デジタル家電や携帯電話などに組み込むゲームや動画、音楽などの基本システムを共同開発すると発表した。電機メーカーやゲームメーカー、コンテンツ配信会社に採用を呼びかけ、ゲームや動画を様々な機器で楽しむための業界標準にしたい考え。例えば、テレビをインターネットに接続するだけで高精細の新型ゲームを楽しめるという。

特にこの流れでは、スクエニがこのプラットフォームにゲームを提供する契約もされているでしょうから、今までの携帯ゲームよりリッチなゲームがパナ携帯やDIGAなどのテレビで遊ぶことが出来るようになってくるのではないかと思います。
少し似た試みとしてはNOKIAのN-Gageなんてのがありますが、現状NOKIAの携帯のみで孤軍奮闘モード。さらにちょっと違うけど、標準化失敗という意味でパイオニアのレーザーアクティブや古くはCD-G、CDiとか、なかなか難しいですよね。

柿沼氏はUniPhierの導入のメリットを、「アーキテクチャーの体系化を進めた現状のプラットフォーム開発では、それまでの非プラットフォーム開発と比べて2〜3倍の開発効率向上が実現できた。商品分野を超えたソフト/ハードの統合が図れるUniPhierは、非プラットフォーム開発の5倍以上の効率化が見込まれる。

この提案は簡単な話、ソフトウェアを共通にしようという試みなんですが、そろそろ枯れてきているモバイル向けのハードウェア技術、もしかしたらうまくいくかもしれません。
ただ、松下のチップ独占に繋がることになるので実際には難しいでしょうね。ルネサスも黙っていないと思うし。