SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

期待のSED、絶望的

もうすぐSEDが登場すると思って結構期待していたのですが、量産コストの削減が難しく、発売を延期すると発表したそうな。今期の大きな売り上げが見込まれていただけに、キヤノン痛手と評されてますね。
ちなみにSEDってのは表面電界ディスプレイと呼ばれている次世代の映像表現方式で、ブラウン管の発色、応答速度薄型といういいとこ取りのテレビなんです。ドットの1つ1つがブラウン管の原理みといったような感じなんです。

キヤノン東芝は8日、共同開発している次世代ディスプレー「SED」(表面電界ディスプレー)を搭載した薄型テレビの発売時期を、当初予定の今春から07年10〜12月期に延期すると発表した。競合する液晶・プラズマテレビの価格下落が予想以上に進み、量産コストの削減が間に合わないと判断した。06年は薄型テレビの本格普及期とされており、新規参入をめざすキヤノンにとって、発売延期は大きな痛手だ。

冬季オリンピック景気には間に合わなかったし、来年の後半発売ということは、この期の地デジ化、大型テレビ化への買い換え時期を逃すことになるわけですよね……。あらかた需要を満たした頃の投入という事になるかもしれません。