SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

中学生、レースゲームで車の練習

いやー、良くも悪くも「中学生」というか……やっぱり中学生はアウトかな。小学校低学年ぐらいまでなら考えてもいいかな………。
中学生がゲームセンターのレースゲームで練習し、その成果を見せようと実際の車を運転し、事故を起こしたんだそうな。う〜ん、コイツ大丈夫か!?

松山市で昨年12月、市立中学3年の男子生徒(15)が無免許で乗用車を運転、同乗の女子中学生(15)ら計7人が重軽傷を負った事故で、男子生徒は事故直前まで幅約5メートルの土手を時速約100キロで走るなど危険な運転を繰り返していたことが3日、松山東署の調べで分かった。
 生徒は調べに「ゲームセンターのカーレースゲームで練習した。実際に車でスピードを出したかった」と供述したという。

ゲーム映像は近年どんどん進化しいて、実写と見紛う程ですよね。
でも、実際の車の運転とゲームの中とではぜんぜん違います。同じにしてしまうと基本的には面白くないです。プレイした人をより楽しく、気持ちよくさせるのがゲーム内のウソや誇張。
例えば、セガの名作「アフターバーナー」。
敵戦闘機が正面から向かってきてバンバン打ち落とす訳なんですが、実際に戦闘機のマッハ近い速度で飛行機が向かってくるとすると、こちらが目視した時点で敵戦闘機は通り過ぎちゃうんです。計算してみると敵戦闘機は後ろ向きに飛んでいた、なんていう事があります(笑)。
車ゲームでも、実際に表示されている速度と背景の流れる速度はぜんぜん違います。車の挙動一つとっても誰でもスピンせずスタートできるように、カウンターステアを当ててドリフトできるようになっているわけです。
そんなゲームで気持ちをよくした中坊。その気持ちは分からなくもないけども、リアル世界でもやってみようと思っちゃうのはかなりイタイ。ゲームの中でガードレールにぶつかっても少し減速するくらいだけど、本当にぶつかるといろんな意味でゲームオーバーになっちゃうですよ……と、上手いことを言ってみるふり。