SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

H-IIA8号機、9号機の詳細

いやぁ、趣味丸出しですいません(笑)。
そんなに事細かに知っているわけではないんですけども、ロケット好きなんですよ。
国の威信を賭けたロシア、アメリカ、EU、中国の戦略的ロケット対決が繰り広げられていることをどれだけの方が御存知でしょうか。
H-IIAは日本の誇る、衛星なんかを地球の大気圏外軌道上に打ち上げるための純国産液体大型ロケット。制御が難しいとされている液体燃料を使っているのが大きな特徴です。他国のは固形燃料を使っていて、安い代わりに火がついたらつきっぱなしのロケット花火状態なんです。

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は6日、プレス向けに説明会を開催し、1月19日、2月15日と相次いで打ち上げられるH-IIAロケット8号機・9号機について、詳細を説明した。8号機は「陸域観測技術衛星(ALOS)」、9号機は「運輸多目的衛星新2号(MTSAT-2)」を打ち上げるもの。

8号機は「陸域観測技術衛星(ALOS)」を打ち上げるそうで、打ち上げ予定は今日。
これまで激しい振動のため推力が押さえられていたLE-7Aが本来の姿を取り戻し、SRB-Aが4本取り付けられます。以前H-IIAの打ち上げが失敗したときは、このSRB-Aというサブブースターの切り離しに失敗し、制御不能となったために爆破信号を送って爆発させた。
9号機は「運輸多目的衛星新2号(MTSAT-2)」の打ち上げで、2月15日を予定しています。
さらに2月18日にはM-V8号機で赤外線天文衛星「ASTRO-F」を打ち上げるとのこと。M-Vは固形燃料ロケットの単純さ、コストの安さを狙ったロケット。
日本のロケット技術はアメリカやロシアに負けないものを持っていると思います。
打ち上げ、成功するとよいですね〜。