SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

Cellのサブコアはなぜ8個なのか

CellのSPEの数がなぜ8個なのかという事についての記事について。
一応プログラマの端くれであるSATOXですが、久多良木氏の言い分はよく分かる。
やっぱそう思います。

Power型のCPUコアが1つ,それにSPEと呼ぶ信号処理プロセサ用のコアが8つ,合計9個のマルチコア構造です。では,どのような背景からSPEの数が8個に決まったのか。

なるほど。ダイサイズに納めるためにはSPEを6個にする必要があったけど、久多良木氏の次の一言で8個にした、と……。
「6は2のべき乗じゃないからヤダ。」
プログラミングになじみのない方は??と思うかもしれないですが、条件反射的に「6は気持ち悪い」と思っちゃいますね。
例えばメモリは2のべき乗サイズ。256MBとか。それに伴いキャッシュサイズも2のべき乗。さらにDMA(非同期メモリ転送)も32や64バイト単位。CPU命令のロードストア長は1、2、4、8バイト単位。DVDやCDで読み込みを行う最小単位は2048バイト(1セクタ)。
何が言いたいのかというと、なんでもかんでもコンピュータの中は2のべき乗サイズで出来ているんですねー。
そのCPUコアの数が6つとか言われると違和感を………いや、待てよ。XenonことXbox2は……(笑)