SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

デジカメDSC-P150試してみた

SATOXにとって4代目のデジカメとなるソニーサイバーショットDSC-P150が届きました。今までの現役は同じくDSC-P5だったのですが、フォーカスが甘く、不満だったのと、起動時間の遅さから幾度もシャッターチャンスを逃してきた経緯があります。さらにイベント会場内など暗いところで撮る事が多いのにもかかわらず暗いところは苦手というのがあって我慢の限界だったわけです。
そんなわけでDSC-P150、ちょっと試してみたので[レビュー]です。

▼大きさ、重さ

DSC-P5との比較です。いやーコンパクトになりました!突起物が無くなり、無駄な角が削られてスマートに。

ただ、うまさ通り、小さく、突起が無くなったせいで手に持ったときのグリップ感はいまいちです。小さいからしょうがないと言えばそれまでですが。
それから重さについては214gから約183gに減量。数字的にはたいした差ではないですが、確かに軽くなった実感はあります。
ちなみにこの写真はCLIE PEG-UX50の30万画素カメラで撮ったものです(笑)

▼レスポンス、操作感

レスポンスはホントに早いです。やっぱこうだよな〜という感じ。電源ボタンも人差し指に近い位置に配置され、押しやすくなっているし、電源オンから写真が撮れるようになるまで1秒以内といった感じです。DSC-P5では4秒近く掛かり、シャッターチャンスを逃す事もしばしばでした。
操作感は明らかによくなっています。たとえば、撮りたい写真の画像サイズなど、P5で切り替えるには「メニュー開く」「メニューからサイズ変更を選択」「サイズを選択」と3段階ありましたが、P150では「サイズ変更ボタン押す」「サイズを選択」の2ステップで可能になっています。
AFについても、DSC-P5ではキュイイインといってピントが合うまで待たされる感がありましたが、DSC-P150では、ピッと即座に合わせてくれます。快適〜。
それから記録時間。現状普通のメモリースティックを使っているのですが、大きな画像だと記録時間がそれなりに掛かります。これはメモリースティックProにする事で改善されるので、いづれProを買おうかと思います。特に、近日Proのハイスピード版が出るとの事で、将来の事も考えてDuoのハイスピード版でも買おうと思ってます。
悪い点を言うと、カーソルキーが使いづらいです。DSC-P5では上下左右決定が一つのパーツになっており、ゲームパッド感覚で操作できましたが、DSC-P150はそれぞれが押しづらい独立したボタンになっており、やや爪を立てて操作しないといけない感じです。誤動作を防ぐという意味もあるかもしれませんが、この点はDSC-P5の方がよかった。

▼画質

画質についてとやかく言うほどの知識はありませんが、大きく言えるのはDSC-P5よりキレイという事。まず、フォーカスに切れがあり、被写体がボケません。当たり前の事なんですが、DSC-P5ではボケまくりでした。
それから、暗い場所でも、良好な画像がとれます。ノイズリダクションがなかなか効いてます。
下の画像はDSC-P150で撮った猫さん。400x300にリサイズしているので画質は見られませんが、大元は2592x1944というとてつもなく大きなサイズで撮ったもの。猫さんの毛一本一本視認できます。

これだけ大きいと、DTPに耐えられますね。
700万画素のCCDが搭載されており、デジタル+光学併せて最大14倍ズームが可能です。最大といっているのはVGAサイズの時の場合であるということ。高解像度の画素の一部を切り出すことで、理論上無劣化で14倍の拡大が可能ということです。

▼特筆すべき機能

ヒストグラム表示機能が付いてます。だからどうしたという気もしますが、輝度レベルを視認できるので、マニュアル操作をする場合には参考になるかも。「それっぽい」気にさせるところがよい(笑)
マルチポイントAF機能が効いてます。5つのポイントを測距して、ピントを合わせてくれます。
ケーブルがまとめられた。USB、ビデオ、音声のケーブルが1つのコネクタに集約され接続が簡単になりました。従来、ゴムのふたをぺりっとはがしてUSBケーブルを刺してましたが、これがずっと楽に。AC電源のケーブルもゴムでなくなったのがうれしい(笑)

現状、全く持って良好。おすすめです。

coverSONY Cyber-Shot P150 シルバー DSC-P150S
2004/09/17
ソニー
coverSONY Cyber-Shot P150 ブラック DSC-P150B
2004/09/17
ソニー

http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-P150/feat3.html