SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

なぜ猛獣は飼育員に牙をむくのか

子供の頃から世話をしていた猛獣に襲われるという話ってよくありますよね。
某氏のように番組の撮影で不用意に野生のヒョウやライオンに近づいて襲われたりするのは、正直、(番組制作者も含め)自業自得だと思いますが、世話をしていた飼育員が襲われるのはなんだか理不尽ですよね。
幼なじみのように一緒に育った熊が飼い主を襲った、話もよく聞きます。
かく言うSATOXも、飼っていた猫が別の野良猫とケンカしていて、その直後になだめようと近づいたところ、尋常じゃない力で噛まれて、今も手に傷が残っています。しっぽも太くなっていて、すごく興奮していたんでしょう。その後、噛んだことを反省してました(笑)。
さて、アメリカの動物救済保護施設で女性の飼育員が虎に噛まれてしまい、重体になってしまったという事故です。
別の飼育員が発見したとき、女性飼育員の頭がトラの口の中にあったそうです……。うへぇ。
食べようとしたんでしょうか……恐ろしいですが無事だと良いですね。

米中部インディアナ州クレイ郡の保安官事務所は22日までに、同州センターポイントにある大型ネコ科などの救済保護施設で女性の飼育員が21日、トラに襲われ、重体に陥ったと発表した。

子供の頃から一緒であればいくら猛獣でも仲良くなれると信じたいところですが、やっぱり動物は動物。野生の本能が人間とのふれあいで完全に消えるわけではなく、何かのきっかけで「自然に」本能が目覚めてしまうことはあるんでしょうね。
猛獣とでも「真摯に接していれば愛情が芽生える」と信じたいですけども、理想と現実はやっぱり異なるものなんだと思います。