SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

Kindle PaperWhite 3Gのその後

Kindle PaperWhite 3Gとしばらく過ぎしてみた感想を書こうと思います。
SATOXさんはこういうとき、内容をよく戒めるのですが、使ってみた自分の感想を素直に書きたいと思います。自分で買ったモノだからといって良く見せようなんて思ってない……ということをご理解頂きたいと思います。
 

買って良かったか?
かなり、ザクッと来る質問ですが、正直買って良かったと思っています。
確かにバッテリーは長持ちし、E-Inkが映し出す文字はとてもきれいで読みやすいです。
どれくらい買って良かったかというと、電子書籍をいまばんばん買ってます。今約30冊くらい。PCすら立ち上げることなく次に読む本を見つけ、ワンクリックでダウンロードされて読めるようになるので、最近よく本を読むようになってしまいました。逆にちょっと危険。
そういった意味では電子書籍をお金を出して買うという障壁はかなり薄れてしまったと言えるかと思います。
本を読むためのマシンという意味では十分だと思っています。カラーであった方が嬉しいですけど、文字を読むには十分です。
 
でもモッサリ
低速なCPUを使っているためか、操作がモッサリです。もしかしたらE-Inkの表示速度の問題かもしれませんが、初期のAndroid端末くらいモッサリしています。
短気な人はもしかしたらイライラしちゃって使えないかもしれません。
 
フタ開閉の電源ON/OFF
これは便利ですね。iPadと同じように蓋を閉じるとバックライトが消え、スリープ状態に。E-Inkディスプレイは常に何か表示していても電気消費はありません。
パッと開いて読みたいページが開いている間隔は本と同じで高揚します。
 
辞書がつかえる
Kindleの良いところは、いくつかの辞書を丸々内蔵しており、読んでいる文章中を選択すると辞書で内容を調べることができます。
洋書を読んでいると英英辞書が出てきてしまうのですが、設定を切り替えると英和辞書に切り替えられます。このデフォルト設定は後者で良かったんじゃ無いかなぁと思います。
ちなみに、判らない単語があればWikipediaを開いたりすることもできるんですよ。
 
翻訳がつかえる
こんな機能あったんだと一昨日発見。翻訳が出来ます。

どうやらマイクロソフトがBing翻訳を提供してるようで、ネットワークに接続できないと使えない機能です。
 
その他、メモ、ハイライト、共有機能
あまり使ってない機能ですが、ちょっと誤植があるとマークを付け解いたり、いいなと思う文章はハイライトを入れたりしています。
読み終えると★5段階で決めてツイートすることが出来ます。
 
画面更新・操作が遅い
おおむねいい感じなのですが気を遣わないとうまく操作ができないところがあります。
例えばオンスクリーンキーボード。コレの反応がものすごく遅いです。2行に1文字くらいのおっとりしたペースで文字を書いていかないとうまく伝えられません。
 
前の字が少し残る
E-Inkの性能上、画面を一度リフレッシュしてから黒く見えるように画面を書き換えています。
ページめくりで送ると、前に書いてあった文字が黒ずみのような感じでうっすらと残ってしまいます。ちらつき防止モードを使っているのでこうなるのですが、それをオフにするときれいになります。ただ、ちらちらしたり、消費電力が多くなってしまうかと思います。
 
3G版は良かったのか
結論的にはWiFiだけで十分だと思いました。
移動中に読むにしても自宅やWiFi扱えるところで本をDLすればドコでも読めるわけで、どこにいても接続が必要かと言われると微妙。ただ、さきほどの翻訳などはネットワークを介すためそういうときは「3Gで助かった」という事になるかもしれません。。
 
モッサリさんでストレスを感じることはありますが、本を読むという点での問題は一切なく、コレまでの神脳名本と同じように読むことが出来てると思います。文字の大きさ変更、目次と各章へのページジャンプ機能など紙の本では出来ないことも出来ますので、そんなに高くもないしぜひ一度はお試し頂ればと思います。
Kindle Fire HDも注文しましたが……まだきてない。