シューマッハ、カートのテストドライバーに

今年度で２度目のF1を引退。去就がいろいろ噂されていたミハエル・シューマッハですが、2013年はイタリアのカートメーカーのテストドライバーを務めるんだそうです。
オンロードレーサーであれば当然カートも速く、イタリアでカートのコースレコードを塗り替えたこともあるそうです。というか、シューマッハは特にカートが好きなんでしょうね。
ちなみに、F1で２回目に復帰したシューマッハの戦績ですが、2010年は９位、2011年は８位、2012年は１３位でした。
2010年は最高順位４位が２回、2011年は４位１回、５位３回、2012年は３位表彰台１回という感じ。ちなみに、今期の１２位は可夢偉です。

ミハエル・シューマッハ（43歳）が、メルセデスF1チームのテスト・ドライバーとして契約したという報道は誤りで、彼はカート・メーカーのテスト・ドライバーを務める予定である。

ベネトンやフェラーリで表彰台の中央に立っていたイメージがとても強いシューマッハですが、結果からすればかつての栄光を打ち消すような事になってしまいました。
ホンダが抜け、ブラウンGPとなったチームでワールドチャンピオンになったのがバトン。そのチームがメルセデスに買われ、抜擢されたのがシューマッハ。
当時、メルセデスもシューマッハすらも、その腕があれば上位を狙えると思っていた事は想像に易いですよね。
さて、最近のシューマッハについていろいろ考えると、正直文句ばっかりになってしまいますが、ちょうどいい引退時だったのではないかと思います。F1を盛り上げる人物という意味では引退は非常に残念です。
2013年のメルセデスAMGのドライバーはロズベルグとハミルトンとなります。開発費も増えるそうで、猛威を狙えるチームになっていく可能性もあります。
気になるのは可夢偉の行き先ですが、ロータスともフォースインディアとも言われていますが、シートは確約されていません。
KAMUI SUPPORTという募金サイトでは11/30時点で1.3億円近い金額が集まっており、ＳＡＴＯＸが考えていた額よりもとても大きく、世の中捨てたものじゃ無いなぁと思いました。