SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

電気自動車レース「Formula E」2014年開催

国際自動車連盟(FIA)が電気自動車のフォーミュラカテゴリー「Formura E」についてFormula E Holdingsという企業にライセンスする事が合意されたんだそうです。車はリチウムイオンバッテリーを動力源として走り、レースは世界各国で開催されるんだって。
「Formula」という名前はFIAが持っており、過去鈴木亜久里がF1チームを立ち上げた際、「Super Aguri Formula 1」と名乗っていましたが、この問題で名前を変えたという経緯があります。
既に電気自動車のレースはいくつも開催されていますが、「Formula」という名前が付いていると実際ハクが付きますよね。

国際自動車連盟FIA)は2012年8月27日(欧州時間)、電気エネルギーだけで走行する電気自動車(EV)フォーミュラカーのレースである「Formula E」の商権(Commercial Rights)を、Formula E Holdings(FEH)にライセンスする契約で合意したと発表した。

自動車レースとしては、やはり原動機エンジンの爆音が力強く感じて魅力的ですよね。
というわけで、Formula Eについては結構否定的なF1ドライバーは多いそうですが、マクラーレンの代表は「Formula Eに関わることが望ましいが、現時点ではない」とのこと。否定はしなかったと言うことですね……。

マクラーレンは、FIAの新しい電気自動車によるシリーズ『フォーミュラE』に関与するかもしれない。

メーカーとしては、いつまでもガソリンエンジンじゃないだろうという時代。今どきのF1ではKERSというエネルギー回生システムも導入されているし、排気ガスを出すエンジンは恒久的な意味では間違いなく無くなるんでしょうね。
余談ですが、F1のフライホイール式のKERS(Kinetic Energy Recovery System)の物理的な仕組みを知ってますか?
ブレーキング時にリアタイヤからから電気エネルギーを得て、モーターにより重たいホイールを回転させます。この回転運動がエネルギーの蓄積を担い、エネルギー放出時にはこの回転エネルギーから発電。電気モーターを運動エネルギーに変えるわけです。
ささらに余談ですが、現在ブレーキング時のエネルギーのみ回生させていますが、2014年からは熱エネルギーも回生させることが決まっているんだそうです。
エンジンを回せば熱はもちろん、振動なども出ますから、何でもかんでも捨てずに回生することで効率の良い動力源が生まれてきそうです。