SATOXのシテオク日記

~ふもっふ、ふもふも~

総務省がIPv6デフォルト提供を呼びかける

現在のインターネットがIPv4というプロトコルで成り立っていることをご存じでしょうか。正確には「Internet Protocol version 4」といいます。。
すべてのビットを利用できるわけではありませんが、32ビットのアドレス空間を表現でき、分かりやすく言えば4,294,967,296の住所が表現できます。
例えば、「www.google.co.jp」で1つの住所が割り当てられているということになります。
ところが、いろいろなサーバやサービスが増えてきており、4億程度では足りなくなってきています。
そこで、IPv6という、アドレス長が128ビット、数字で表すと340,282,366,920,938,463,463,374,607,431,768,211,456の住所が実現できるようになるわけで、この数字は実際には有限ですが限りなく無限に近いため「無限」と言ったりします。
というわけで、住所の枯渇に対して早急な対応が求められています。

■IANAにおけるIPv4アドレス在庫枯渇、およびJPNICの今後のアドレス分配について

求められてはいますが、急に自分のパソコンだけIPv6にしても何のメリットもなく、むしろIPv6サービスは現行のIPv4と比べて高額であったりしてなかなか移行できないのが現状。

総務省は7月31日、同省が開催している「IPv6によるインターネットの利用高度化に関する研究会」がとりまとめた「第三次報告書プログレスレポート」を公表した。

この総務省の発表ではコスト面や機器設定、申し込み手続きなどの問題をなくて意識させることもなくIPv6インターネット接続サービスに協力して移行させましょう、と言っているわけです。
ちなみに、KDDIの「au ひかり」はすでに無料で設定なしにIPv6に対応しているそうです。
また、急に全世界で切り替わるわけもなく、IPv4とのハイブリッドなども考慮に入れていかないといけないため、なかなか大変な問題だと言えるかと思います。
ちなみに、最近のWindowsMacIPv6に一応対応していたりします。